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トビタテに2回出願した話

はじめまして!
スウェーデンへシティズンシップ教育を学びに留学中の、トビタテ16期イノベーターコースの宇惠野珠美です。

私は15期でも出願し、1次は通ったのですがインターン先が確定していない状態で面接に行って良いのか不安だったので辞退をして、16期で再出願したのた少しめずらしいトビタテ生です。

12月に入りそろそろ17期の皆さんがトビタテの出願を意識し始める頃なのではないでしょうか?

トビタテって出願書類が多いし、求められる内容も高いので大変だよ〜😣ってなりますよね。

そんな皆さんに少しでも私の経験がお役に立てればと思いこのnoteを書くことにしました。


1. トビタテ生になって思うこと

まずは「トビタテ生になりたい!」という気持ちを高めてもらうために、トビタテの魅力をお伝えしたいと思います。

心強い同期たち

トビタテの留学は、何かしらこれを学ぶ・達成するなどの目標を持って行われます。それに伴い、実地調査やインターンなどの実践活動が求められます。

英語力上達や文化交流を目的に留学をするだけでなく、大きな目標を持って実際にさまざまな活動も行いながら留学をするのは得られるものが増えて良いことなのですが、その分困難の壁にぶち当たることが多いです。

うまくいかない、本当に自分にできるのかわからないと、不安になって挫けそうになることが何度もあります。

そんな時、同期のトビタテ生が「今日は〇〇のボランティアに参加してこれを学んだよ」とか「インターン先が全然見つからなくて困ってるよ」とか、良いことも悪いこともインスタなどのSNSで活動報告をしているのを見ると、自分1人じゃない、みんなも頑張っているんだという気持ちになれて勇気をもらえます

私は今絶賛留学中で、いろいろな機関にアポを取って飛び入り参加をさせてもらうなど活動的に過ごしていますが、これはトビタテの仲間がいたからこそできていることだなと思います。

自分1人だったら恥ずかしくてできないことも、他のトビタテ生がやれているから自分もやれるだろうという謎の自信が湧いたり、みんな頑張ってるから私も負けていられないという気持ちになったりすることで行動に移せている面があるので、トビタテ生の存在は私にとって非常に大きいです。

トビタテコミュニティという一生の財産

トビタテは留学準備金45万+月々16万と他の奨学金では類を見ない高額な金銭補助をしてくれますが、そんなことよりも圧倒的にこのトビタテコミュニティに入れることがトビタテ最大の魅力です!

「トビタテコミュニティ」=「人脈」=「一生の財産」です。

第1期から合わせると、トビタテ生は総勢10000人近くいます。事務局の方によると、ほぼ全ての主要日本企業に1人はトビタテ生がいるそうです。それに、大きな目標を持って留学をしたくらいなので、業界のトップランナーのトビタテ生も多くいます。

しかも、このトビタテコミュニティ内の人々の結びつきはとても強力なんです。イメージは「同じ大学の同じゼミの人」という感じ。伝わりますかね笑

トビタテはまず膨大な提出書類という出願から始まって、事前研修、留学中の実践活動、帰国後のエバンジェリスト活動など、やらなければならないことが多く大変です。なので、必然的にともに困難を乗り越えた同志として、トビタテ生の間には強い絆が生まれるんだと思います。

だから、先輩であっても話しかけやすいし、仲間意識から助け合いも生まれやすいんです。

全てのトビタテ生が集まるFacebookでは、その業界に精通した人でないとわからないような高度な質問や、トビタテ生限定の求人やイベントへの招待、勉強会などが頻繁に行われ、そこから新たなコラボレーションが生まれています。

これって物凄いことじゃないですか!?

トビタテ生になれたことで、母校が1個増えたような感覚です。

手厚すぎる事務局のサポート

トビタテ事務局はコアメンバー10人くらいと、いろんな企業から数年間だけ出航してきている人(何名だろう?)で構成されています。

そしてその全員が(絶対忙しいはずなのに)「いつでもなんでも相談して良いよ」という態度でいてくれるんです。

しかも、事務局の方は皆さん知識や人脈が豊富にあるので、トビタテ生は留学のことに限らず、起業したいとなった時や人生選択で迷った時などいろんなことを相談しています。

また、事務局はトビタテ生の個別サポートだけでなく、超ありがたいイベントもたくさん開いてくれます。

面接終了後には1次審査合格者同士の交流会、採用後は壮行会、2日間の事前研修、留学後の1泊2日の事後研修、留学発表大会など。これらは有益な知識が得られるだけでなく、多くの人と繋がりを持つ良い機会になっています。

超便利なトビタテ生ブランド

みなさんは「トビタテ生」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

もちろん人それぞれだとは思うのですが、おそらく「頑張ってる人」「行動力がある人」「好奇心旺盛な人」とかなんじゃないかなと思います。

私は中央大学に通っているのですが、逆に「中大生」と聞いたら何を思い浮かべますか?「中堅」「ぱっとしない」とか?笑(ごめんなさい酷いこと言って🙏)もしこれが「東大生」だったら「努力家」「天才」とかになるのでしょうか。

加えて、トビタテは文科省主催で、財源は日本の様々な企業からなので全く色がなくクリーンなイメージ。

大学だけでなく、他の何かしらの団体や会社に当てはめて考えてみても、バックに何がついているかとか考えずに「頑張ってる・行動力がある・好奇心旺盛」というキーワードだけが純粋にパッと思い浮かぶのはトビタテくらいなんじゃないかと思います。

今の時代どこに行っても行動力や好奇心は求められます。そんなスキルが「トビタテ生」というたった5文字で自分が備わっていることを証明できるのでとても便利な肩書きです。

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ここまで読んでみてどうですか?「私もトビタテ生になりたい!」と思うようになりましたか?

「はい!!!」

いいですね〜その調子です。ぜひ頑張って書類作って出願しましょう❤️‍🔥

2. 私のトビタテ出願歴

1回目(15期)

タイトルにも書いたのですが、私はトビタテに2回出しています。

私が最初に出したのは15期の時。この代はトビタテが第2フェーズに移り、内容が大幅に変更されるタイミングでした。

具体的には、①トビタテの支援対象がより若年層へということで高校生に移行し、大学生の枠が減少したこと(400人→250人)②コースが今までは「1.未来テクノロジー(110名)2. 新興国コース(60名)3. 日本代表コース(130名)4. 地域活性化コース(100名)」だったのが、「1. イノベーター(50名)2. STEAM(100名)3. ダイバーシティー(100名)」になったことです。

15期の出願は、大学生枠が少なくなってより難易度が上がった上に、コースの先輩がいないからどこを選べば良いのかも出願のコツも分からないというとても不安な状態でした。

なので、私はなぜ計画変更が行われ、どのコースがどんな人材を求めているのかを探るべく、何度も事前説明会に参加しました。

ただ、そこで分かったのは、基本的にトビタテが求める人材は変わらないので審査方法もほぼ同じだということ。

これは後々分かったことですが、トビタテが成長し続けていることを世間的にアピールするために大きく変わってる感を打ち出しているだけで、(すごく良い意味で)トビタテの本質は今も昔も変わらないまま「情熱、好奇心、独自性」が大切とされています

そして、本格的にトビタテに取り組み始めたのは1月ごろから。

まず初めに私が行ったのは留学計画を立てることです。

自分は将来何をしたいのか。そのためにはどんな学びや経験が必要なのか。そしてどこに行くべきなのか。

大きな目標から逆算すると、自然と留学計画は立てることができます

私にはシティズンシップ教育を行う学校の先生をサポートするために、教材作成やイベントを開催をする機関をつくりたいという夢があります。なので、若者の政治参加率が高いスウェーデンからシティズンシップ教育(学校でどのように政治や社会問題について教えているのか)のノウハウを学びたいと思っていました。そこで、9ヶ月間はスウェーデンのどこかの学校でアシスタントをさせてもらい、残り3ヶ月はドイツの政治教育を行う機関でインターンをするという留学計画を立てました。

次に行ったのはインターン先探しです。ただこれは難航したのでインターンできるという体で書類作りも進めていきました

書類作りに関しては、幸いなことに私は大学入試を総合型選抜(AO入試)で行ったのもあり、どのように書けば良いのかはなんとなくわかっていたのでそこまで困ることなく作成できました。

ただ私はどうしてもトビタテ生になりたかったので、大学入試の時と同じくらいの熱量でトビタテの出願書類を作り、手間暇時間はめちゃくちゃかけました。

なので、準備にかかった時間は正直わかりません。コツコツ前から作っていましたが、それでも出願前日は何度も修正を繰り返してほぼ徹夜状態でした笑

そして、まだインターン先はひとつも確定していない状態でしたがなんとか書類を提出しました。

2ヶ月くらい経ったのち、1次審査通過のメールが!これを受け取った時は超嬉しかったです。こういう類の書類って自分の魂込めて書いているので、採用されると自分が認められた感じがしますよね。逆に不採用・不合格だと自分が否定されている気がして本当に心にくる…笑

しかし、同時にまだインターン先が決まっていない、どうしようという気持ちが込み上げてきました。

本当に通るかわからないし、まだ留学は先だし、日々の生活は忙しいしで、インターン先探しをなんだかんだ後回しにしていたのでまだ決まっていなかったんです。

面接まで半月くらいしかなかったのですが、ここから全力でインターン探しを始めました。様々な人に聞いてツテを紹介してもらったりしたのですが、スウェーデンの学校は移民急増で治安が悪化していることもあって外部から人を入れることをあまりよく思っていないこともあり、うまく見つけることができず。また、ドイツの政治教育センターでのインターンも返信速度が遅くて全然話が進まない。このままでは面接までに確保できる保証もない。しかも、この形態の留学だとビザも取りづらそうだ。

ということでいろいろ考えた結果、私は辞退することにしました。

ただ、今思うと辞退する必要はなかったなと思います。体感的に半数以上のトビタテ生がインターン先が決まっていない状態で面接に臨んでおり、合格してから慌てて事務局の人や先輩トビタテ生のツテを使って見つけていくという人が沢山いました。そしてその方が自分1人で翻弄するより自分に適したインターン先を見つけられているように思います。トビタテはもちろん審査の際に留学計画の実現可能性も重視していますが、一番はその人の熱量を見ていると思います。だから、どんなに留学計画が決められていなくても意外と柔軟に対応してくれるし、親身になって助けてくれます。

だから、もし私のように面接までにインターン先を用意できないし、良い留学計画を立てられるか不安だからという理由で1次を辞退しようとしている人がいたら「諦めないで!トビタテを信じて頼って大丈夫だよ。自分の『やりたい』って思いを全力で面接で伝えてきな!」と言いたいです。

2回目(16期)

インターン先を探すためにいろんな人に聞き回っていた際、スウェーデンの学校に入るには保証された身分が必要だからスウェーデンの大学の学生になるのが良いよと数名の方から言われていたので、私は交換留学生になることを決意します。

正直私がトビタテのような自由な留学を計画した1番の理由は、交換留学生になるだけの英語力がなかったからなんです。前述した通り、私は総合型入試で大学受験をした人なので、恥ずかしながら今まで英語の勉強を全くしてきませんでした。

ただ、来年こそは絶対にスウェーデンの学校に行きたかったので、夏休みの間フィリピンの語学学校に2ヶ月間缶詰状態になり、英語の勉強に没頭しました。

そして、晴れて交換留学生になれました

しかもその大学は半年かけて幼稚園〜高校に滞在しながらスウェーデンの教育を学べる授業があるところで、私には願ったり叶ったり。

今回は1度出願してどのように資料を作成すれば良いのかわかっていたので、1月末ごろから準備を始めました。ただ、絶対に受かりたかったので資料は全て作り直し、テーマは変わっていませんがメインの文章の魅せ方も大きく変えて出願しました。

前回よりも大幅にアップデートして出願をしたので、トビタテが途中で辞退した人は取らないというスタンスでない限り通るだろうという自信がありました。結果は無事に1次通過

そして次は2次審査(面接)です。

前回は、個人面接(30分)、集団面接(70分)だったのが、今回は個人面接(40分)、集団面接(70分)になっていたので、個人の話がより重視されているようでした。

どのようなことが聞かれるのか知りたかったので、Twitterで見つけた先輩トビタテ生にいきなり話しかけたり、トビタテの1次審査通過組がオンラインで面接対策会を有志で開いていたのでそれに参加したりしました。

面接当日、早く着いてしまったので文科省の前のベンチで座っていたら、オンラインの面接対策会で一緒に練習した子に会いました。楽しくお喋りをして緊張をほぐせたので、オンライン対策会に参加して良かったなと思います。

そして自分で言うのもなんですが、個人・集団ともに完璧に答えられました。

面接対策として、自分の留学計画を1分、3分、20分などいくつかのパターンで話せるよう用意していたのが結構使えました

個人面接時の面接官からも「あなたの熱意は十分に伝わりました」と何度も言っていただけたので、きっと大丈夫だろうと思いながら結果を待ちました。

そして、6月末ごろトビタテ採用のメールが届きました。余裕をぶっこいていましたが、さすがに嬉しすぎて泣きました笑

3. トビタテQ&A

ここからは多分みなさんが気になっているであろうことについてQ&A 形式で簡単に答えていきたいと思います。

トビタテに受かるのは難しい?

熱い想いがあれば受かります!!!

トビタテは語学力や学歴、何かの受賞歴などを見ません。もちろん正確に言えばどれだけ留学を行いたいと思っているかの判断材料の一つとしては使うかもしれませんが、それだけで判断されることはありません。

純粋に「想い」だけを見ているのがトビタテです。

だからこそ、その「想い」をはかるために沢山の出願資料が要求されます。

「想い」があれば自然と最後まで資料を作り込むので良いものが出来上がると思うんです。でも逆になかったら「まあこれくらいでいいか〜」といった資料になるはずです。

トビタテはなかなかに求められる課題が多いので、相当要領の良い人でないと後者で乗り切ることはできないと思うんですよね。

だからこそ、絶対に留学に行きたい!トビタテ生になりたい!という想いが1番の合格の秘訣になります。

たまに「自分は活動実績がないからトビタテは難しいかもしれない」と言っている子を見かけますが、それは気にすることないと思います。

あくまでも活動実績は自分の想いを裏付けるための証拠に過ぎません

どんなに今までの実績がなくても、想いが誰よりも強かったら絶対に受かります。それがトビタテです

どのコースを選べば良いの?

ズバリおすすめはイノベーターです!

もしかすると今これを読んでくださっている方も「自分はイノベーターコースに出願する資格はないかも」と思っていらっしゃるかもしれません。

私も最初はそうでした。

イノベーターコースは名前の響きからしてごりっごりに起業している人が集まるイメージがありますよね。それに求められる資料も他のコースよりも多くて少しハードルが高い。

だからみんなここに出願しないんです!

私が1回目に出願した時の倍率なんて1.9倍です。2回目でも2.6倍。超穴場ですよ!

ではなぜ私がここに出願したかというと、1つ目の理由は、1回目の出願の際に仲の良い起業家の方にトビタテの相談をしたら、その方が「絶対にイノベーターにしな。絶対みんなびびって出願しないから」と強く勧められたから。2つ目は、実績を証明するために2枚追加で自由に資料を提出することができ、アピールするチャンスが他よりも多かったからです。

イノベーターコースの要件は、ゼロからイチを生み出す、社会に新しい価値観をもたらしてイノベーションを起こすことだったと思うのですが、それは何も起業することに限りません。私は起業するとは一言も書かずに書類を作りました。正直イノベーターコースが求めているものは全てのトビタテ生に共通していることだと思います。

なので、プラス2枚分の実績をアピールする資料を作る余力のある人、我こそはイノベーターだと思い込める人(トビタテで留学しようとしている時点でそう思い込める資質は十分あると思いますよ!)はぜひイノベーターコースで出願してみてください。

出願書類を作る際のコツは?

募集要項をよく読み込んでください!
そして、トビタテが求める人物像になりきってください!

下記はトビタテの募集要項の一部です。
私は出願の際、自分のどの部分がトビタテの求める人物像に当てはまるかを常に考えていました。

トビタテの募集要項

トビタテは学歴や実績で決まる奨学金ではありません。
だからこそ、どれだけトビタテ生たりうる資質を持っているかで決まります

そして、もしイノベーターコースを志願するのであれば、トビタテ生の資質に加えてイノベーターの資質も持っているというアピールを追加してください。

もしかすると「トビタテ生ってすごい。自分はあんなふうにすごくない」と思っている人がいるかもしれません。私も最初はそうでした。

けれど、いざ自分はトビタテ生になれるだけの資質を持った人だと思い込み、書類を作って合格するためにそれを演じていたら、自然とトビタテ生になれていました

病は気からじゃないですけど、思い込んで演じているといつかそれが本当になるんです。だから誰だってトビタテ生になれます!自信がないなら自分を騙しちゃいましょう😎

あとは、論理的に書くことを意識してみてください。

私の大学の国際センターの長年トビタテ担当だった方が「僕はトビタテに合格するかどうかは書類を見ればなんとなくわかるんだ。合格する人は共通して論理的に書けている」と仰っていました。

でも論理的に書くってどういうこと?という感じですよね笑 その場合は、いろんな人に見てもらってください

自分ではわかっていることでも、他人から見たら繋がりが見えないことなど沢山あります。

自分1人で書いているとどうしても視野が狭くなってしまうので、是非他の人の力を貸りてみてください。

実践活動先はどうやって見つけた?

自分の興味あるテーマを調べているうちに自然と見つかります。

なので、まず大切なのは楽しみながら沢山ネットサーフィンをすることです。

そうして気になるところを見つけたら、心を込めてラブレター(メール)を書きます

ただ、そのラブレターは読まずに捨てられることがほとんどです。多分、知らない人には返さないというのが海外の企業の特徴のような気がします。

もし気になる機関が沢山あるのなら、諦めて次の機関にラブレターを送れば良いのですが、私のように絶対にここにいきたいという場所がある場合は、その機関の中の人とどうにかして繋がりを持つ、もしくはその機関と関わりがある人に繋げてもらうということをしてください。

私は結局留学前にインターンの確約がもらえなかったので、留学してからその機関が主催するイベントに参加し、直接繋がりを作って交渉をしました。絶賛今交渉中なのですが、実際に会うと相手も私のことを信頼してくれるので、今までのあの遅いメールの返信はなんだったんだといくらい話が進みやすいです。

『2. 私のトビタテ出願歴』でも書きましたが、実践活動先が出願・留学前に決まっていなくても大丈夫です。せっかくの機会なので、焦って妥協して決めるよりも、時間がかかっても本命を狙うことをお勧めします!

面接のコツは?

こちらも書類作成と同様、トビタテが求める人物像になりきりましょう!

そして、なによりも情熱を伝えてください!

トビタテの面接審査はトビタテ事務局ではなく、一般支援企業の方々によって行われます。

ある程度各自の分野に対応した面接官が割り振られるようなのですが、私の場合はシティズンシップ教育に直結した人ではなかったので、自分の分野に関する知識が問われような質問はありませんでした。

面接官も面接の2日間だけ借り出されているようなので、正直、計画の実現可能性やその人個人の知識といった見定めに専門的な知識を要して時間のかかることは書類の時点でされているのだと思います。

他の受験生たちも知識を聞かれている様子はなく、共通して聞かれていたのは「トビタテに受からなくてもこの留学を行いますか?」ということ。

なので、この面接では知識というよりもどれだけ想いがあるかが見られているなと感じました。

また、私が面接対策で行って一番良かったと思ったのは、いろんな分数で話せるようにしたことです。

私は、30秒、1分、3分、5分、15分、20分のバージョンを作っていました。おかげで、個人面接の時に20分バージョン、集団面接の時には3分、面接後の交流会などで30秒といった具合でいろんな場面で使うことができ、とても便利でした。

面接全然うまくできなかったんだけど大丈夫?

個人面接の時に泣き出してしまった子、集団面接で焦ってちんぷんかんぷんなことを話していた子、みんな受かっていました!

想いがあれば大丈夫です!!

たぶんトビタテの面接官は企業で人事をやっていた方や起業家など、今までたくさんの人を見てきて想いの有無を見極めるエキスパートです

面接官を信じて想いをぶつけてきてください

4. 最後に

トビタテにチャレンジすることは、なぜ自分が留学に行きたいのか、留学先ではどのように過ごしたいのか、ひいては将来自分はどうありたいのかを考える良い機会になります。

合否に限らずトビタテに挑戦することは間違いなく価値があります

自分と向き合って自分の将来を考えることは時間がかかるし、時には自分の無力さを感じて苦しくもなります。けれど、それは将来の自分の生活を充実させるためには必要不可欠なことです。

みなさんの応募がうまくいくことを、心から願っております!!

(有料)私の応募書類

誰かのお役に立てるのなら私の自由記述と実績証明をお見せしても良いのですが、ネット上に無制限に公開するのはさすがに恥ずかしいので本当に必要としている人にだけ届くようにするために有料エリアに貼り付けておきます。もしfacebookなどに連絡くれたらそこで直接無料でお渡ししますのでお気軽にメッセージください😊

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