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すぐできるホワイトハット被リンク施策4選

被リンク施策は重要だが、一朝一夕では対策できない。

近年、SEO対策において被リンク重要性が高まってきています。

そのため、被リンク獲得に注力したいという企業が増えてきていますが、被リンクの獲得というのは一朝一夕で出来るものではありません。難易度も高いです。

本質的な被リンクの獲得というのは、良質なコンテンツを公開し、それが拡散や引用をされる形で行われるものであるためです。

このようなコンテンツの拡散や引用は、良いコンテンツを作成したからといって、必ず行われるものではなく、不確実性が高いため、難易度が高いと言われています。

怪しいサービスに注意。

前述したように、被リンクの獲得は難易度が高く、長期戦を覚悟する必要があります。
しかし、「楽してすぐに成果に繋げたい」というのが人間の性です。

そんな弱みに漬け込んだ、SEO支援会社やスキルシェアサイトの被リンクサービスの中には、悪徳なサービスもあるので注意してください。

私も、過去に2回ほどそれらのサービスを興味本意で購入したことがありますが、実際に提供されたのは、下記のようなサービスでした。
・海外のドメインやペラサイトなど質の低いドメインからスパム的にリンクを貼るだけのサービス。
・ブログランキングやnote、ペライチなど登録すれば自分でリンクを貼れるサイトの一覧。
・官公庁のキャンペーンのリスト。
例:がん対策推進 企業アクション(https://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/)

これらは、ブラックとまでは言いませんが、質の高い被リンクとは言えません。
(※とはいえ、立ち上げたばかりでDRが低いサイトには一定の効果はありそうです。)

すぐに出来るホワイトな被リンク獲得の方法

ここまでの内容は、
・被リンクの獲得は時間がかかるものである。
・即効性の高さを謳っている施策は、グレーなものが多い。
というものでした。

とはいえ、即効性がありホワイトな方法も存在します。
次の4つの施策を参考にしてみてください。

※これまで私が行ってきた中では、ペナルティの報告はありませんが、それを保証するものではありません。
※また、成果を100%保証するものでもありません。

① 自社が利用しているサービスの事例インタビューを受ける

これまでに自社が受けたサービスがあれば、その事例事例インタビューを受けて、サービスを提供している会社のHPにリンクを貼ってもらう方法があります。
例えば、ホームページを他社に委託した場合、サイト制作会社の制作事例に載せてもらいましょう。
また、ほとんどの企業が、何かしらのSaaSツールを導入しているでしょう。利用しているSaaSのベンダーに連絡して、事例のインタビューをしてもらえないか依頼します。
先方側からしても、事例インタビューを受けてくれる企業を探しているケースが多いので、断られる確率も低く再現性の高い手法です。

②サイテーションを探し、リンクに変えてもらう

他社サイトにサイテーションはされているものの、リンクが貼られていないケースが多く存在します。
そのような場合に、サイテーションのみでなくリンクも貼ってもらうように、依頼してみましょう
以下のようにメールで連絡してみると、意外と返信があるものです。

サイト運営者様
お世話になっております。
株式会社△△の鈴木です。

突然のご連絡で恐縮です。
貴社サイトの「https://○○○」でにて弊社のご紹介ありがとうございます。差し支えなければ、記載していただいている弊社名と共に弊社URLもリンクとして記載いただけないでしょうか?
お手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。 

依頼文の一例

先方にとって、少し手間ではありますが、きちんとURLを貼ることでユーザーにも優しい作りになるというメリットもあります。
失礼のない態度で依頼すれば、3-4割くらいのサイトは対応してもらえるでしょう。

◯サイテーションの探し方
サイテーションの探し方は非常にシンプルです。
Googleの検索画面に次のように入力してください。すると、自社サイト以外で、自社について言及されているサイトが分かります。

"サイテーションを調べたいキーワード(会社名やサービス毎)" -site:除外したいURL(自社サイトなど)


③URLのみのリンクをアンカーテキストつきのリンクに変えてもらう

次に紹介するのは、すでに貼られている被リンクの効果を高める方法です。
サーチコンソールで自社サイトの被リンクを洗い出して、そのサイトを一つずつ目視で確認していきます。
その中に、アンカーテキストのないURLのみの被リンクがあれば、アンカーテキストを入れてもらうように依頼してみましょう。
アンカーテキストは不自然でない程度にキーワードを入れると効果的です。
記事ページの場合、記事のタイトルをアンカーテキストにしてもらうのが無難でしょう。

④プレスリリースを個別で送ってみる

最後にプレスリリースに関連した施策です。
下記の画像のように、被リンクが欲しいメディアに直接連絡し、プレスリリースを送付してみましょう。

SEO対策の一環としてプレスリリースを定期的に発信している企業もありますが、中小企業がPR TIMESなどのプレスリリース一括サービスを利用してもなかなかメディアに取り上げてもらうことは出来ません。
そのため、個別で連絡する方法をとることで、取り上げてもらう確率を高めます。
一斉配信では、見逃されてしまうような配信でも、個別で連絡してみると案外取り上げてもらえることがあります。
個別でやり取りする分、工数はかかりますが、サイトの知名度がないうちは有効な方法です。

プレスリリースは、本来は被リンクやSEOと関係のなく、広報活動の施策です。
副次的な効果として、プレスリリースを発信することで、自社の活動がメディアの目に止まり、記事化されることで、被リンクを獲得することができます。


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