見出し画像

ピカソにシャガール、マリリン、そして世界一美しいコーヒーショップ



時計の針がゆっくり・・・

富山市でのお仕事の前日、早めにインして「富山県美術館」へ。
(富山県富山市木場町3-20/富山駅北口より徒歩で約15分)

ほんとうに美しい「富岩運河環水公園」が見渡せる椅子に腰掛けていると、
まるで、とつぜん、ここだけ、時間がゆっくり進むようです。
ずっと眺めていたい、しばらく動きたくない気分になります。


建物の「オノマトペの屋上」からは、立山連峰と環水公園を展望できます。次回は屋上からの「360度ビューイング」にも忘れずに立ち寄らなければ。


ゆったり鑑賞、新たな発見

 企画展(当日は「大竹伸朗展」を開催中)に加えて、コレクション展にも驚きのある名画が展示されています。
 なにより、それぞれの絵をひとり占めで鑑賞できる、何度でも。
 先日の「テート美術館展 光」における混雑ぶりとは別世界で嬉しい。

(見出しの絵画は、ドイツ最高峰の画家ゲルハルト・リヒターの「オランジェリー」)

 
 まず、パブロ・ピカソの「肘掛け椅子の女」は素敵な素描でした。 
 「青の時代」から始まり、生涯で作風がめまぐるしく変化したピカソ。  
 この作品の制作年は「キュビスム(立体派)の時代」と「シュルレアリズム(超現実主義)の時代」の間である「新古典主義の時代」、1923年。

 妻子をモデルにすることが多かった頃のようで幸せ感が伝わります。
 その時々の生活、心情がストレートに、作品に反映されるのですね。

パブロ・ピカソ作 「肘掛け椅子の女」



色合い豊かな作品が多いイメージで、色彩の魔術師マルク・シャガール。
「山羊を抱く男」みたいに落ち着いた、渋い色調の作品もありました。

シャガール作 「山羊を抱く男」



 「キャンベルスープ」で有名なアメリカポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの「マリリン」も展示。
 2022年5月9日ニューヨークで開かれたオークションにて1億9504万ドル(約250億円)!で落札された「ショット・セージブルー・マリリン」は、青色のアイシャドウでしたが、こちらは赤色 ♪


アンディー・ウォーホル作「マリリン」


そして、パープルが美しい「花、瞬く光」(蜷川実花)。胸騒ぎするほどに紫色がスキな私、作品に見入って、足も、時間も止まってしまいました。


蜷川実花 「花、瞬く光」



さらに美術館の近く「還水公園」には、世界一美しい!スターバックスが。  
今回は、遠目から建物の雰囲気を見るだけでしたが、確かにきれいですね。
店内からの美しい景色は、次回、確認することを楽しみにして!


世界一美しい!スターバックス


 さぁそれでは、心のリフレッシュができたところで、キトキトのお魚で体も充電して、明日のしごとに全力投球を !

 季節の変わり目です、体調に気を付けてお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?