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投資の王道 ③積立


「積立」で取得価額を平準化


 投資の王道である「分散・長期・積立」の最後は、積立です。

 積立とは、定期的に一定の金額で、かつ、時間を分散させて同じ商品に投資することで価格変動リスクを低減させる投資方法です。

 もしも、初回にまとめて100万円を投資してしまうと、その後、値上がりまたは値下がりいずれか一方の大きなリスクを抱えることになります。
 しかし、投資元本100万円を10回に分けて毎月10万円ずつ金融商品の購入に充てるならばどうでしょうか。大きな利益は得られなくなりますが、その反面で大きな損失を被るリスクを押さえることができます。


投資の王道の3つめは「積立」



ドルコスト平均法


 定期的な購入には、「定額購入」と「定量購入」の2つがありますが、
リスク分散効果を得るためには、定期的に一定額を購入する定額購入が望ましいといえます。

 一定金額を購入する定額購入により投資におけるリスク分散効果を得ることを「ドルコスト平均法」と呼ばれています。

 定額購入(ドルコスト平均法)では、「価格が安いときには多くの口数を購入し、価格が高いときは少ない口数を購入する」ことにより一定額を継続的に投資します。

 定額購入により、高値買いを防ぎ、結果として、取得価額を平準化できるメリットを受けられます。