2021/10/02 多摩〜松本ライド
足掛け一年以上に渡る緊急事態宣言が09/30を以て晴れて全面解除、漸く大手を振って越境可能となったので、早速解除直後の週末に多摩~松本ライドを決行。
この多摩〜松本(R20)ルート、過去にも10回ほど走っている個人的に大好きなコース。
コースプロフを簡単に紹介すると、
序盤:
地元多摩エリア。ウォーミングアップの大垂水を越えて甲州街道を進み、大月~笹子の上り。
中盤:
甲府盆地を望む絶景ダウンヒルを経て、雄大なアルプスを横目に韮崎〜富士見間の約50kに渡る、一見薄く見えるも実は難しい上り。
終盤:
富士見峠からのボーナス区間を下り諏訪湖へ。眼下に諏訪湖を眺めつつ最後の塩尻峠を越えたらラスト松本まではご褒美の大下り。
・・と、ルート的にも景観的にも、非常に変化に富んだ約200K、2000UP超の良コース。
序盤、甲府までのアクセスとしては軽い順に笹子トンネル、笹子峠、青梅街道から柳沢峠と3つの選択肢があるが、今回は2年振りということでスタンダードな笹子トンネルを選択しました。
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10/02(土) AM06:00 日野橋。
気温20度弱、無風。絶好のライド日和。
関東では立地的に高確率で西風が吹くために松本ライドは向かい風になることが多いが、今回は風にも恵まれそうな予感。出発。
07:00 大垂水峠。
ここまでドアドア1時間は良いペース。
大垂水峠の石碑、残念ながら2020年末に事故車が壊して以来、復活の気配無し。
08:30 猿橋。
通過チェックのみで直ぐに移動。
09:30 笹子トンネル。
エスケープゾーンの無い片側1車線のこのトンネル、初見の時は入口手前で十分に脚を整えエイヤ!で通過した思い出。何度も走って今は流石に慣れましたが、それでもあまり楽しいものではない。集中して慎重に、そして一気に通過。
10:00 甲府市。
笹子トンネルを抜け、大下りから甲州へ。ここで昼食を兼ねた最初の休憩。松本ライドではいつも上阿原のCoco壱が定番なのですが、時間的に開店前のため、今回は初の日乃屋カレーへ。ここは神田カレーグランプリで優勝&殿堂入りしている、東京でも大好きなカレー店。10:00からオープンしているのが嬉しい。
ちなみに「並盛」を注文したら、東京店舗の「大盛」相当で提供されました。値付けに違和感を感じたときに確認すべきでしたが、補給代わりに頑張って腹へ押し込みます。
11:00 100k地点。
ここまで5時間。この時点でグロス約20k。ここから先、このルートの裏ボスである、韮崎〜富士見の約50kに渡る長い長い上りが待っている。この区間を如何に攻略するかが、このライドを楽しめるかどうかのカギ。
12:30 道の駅 白州。
約一時間半の辛抱を経て、ギリギリ何とか脚を残して道の駅へ。ここで無事なら半分成功したようなもの。あとはムリせず、かつ、ペースを保ちつつ富士見までもうひと踏ん張り。
14:00 富士見峠。
「坂なんてありましたっけ?」とでも言われているような、とても峠のトップとは思えないこの景色。コースで最もキツい区間のご褒美が只の交差点というところがニクい。ここで脚が終わっていると何より心を折られる。納得できるまで何度でもトライしたくなる。(そして散々折られ続けて今に至る。)
と、ここで相方から連絡が入る。
実は相方とは翌日曜日に安曇野を一緒に走る予定で、本ライド中、(相方は車載の)松本集合裏ミッションを行っていました。相方は既に高速で甲府を抜けようとしている様子。追いつかれる!逃げろ!笑
15:00 諏訪湖。
脚を残して15:00諏訪湖は過去の松本ライドの中でもかなり順調なペース(※自分比)。ポジションの合ったバイクがこれ程走りやすく、効果の高いものだとは!(今更感)
小休憩のあと、相方が諏訪大社で遊んでいるうちに諏訪湖を後にし、先行して塩尻峠へ。
16:00 塩尻峠。
若干疲れが出たか、この区間少々遅め。それでもあとは下り基調なので、まだギリギリ11時間ペース。
16:20 常宿の信州健康ランド通過。
いつものゴール地点で無意識に身体が反応したのか、ここでまさかのハンガーノック。急遽コンビニインを余儀なくされ、ペースダウンと合わせて10分程度のロス。
最低限の回復後、最後の脚でひたすら踏む。何度も走っている道、地図は頭にある。あとは信号峠との勝負。
17:00 松本駅。
滑り込みのゴール。
走行距離 199km
経過時間 10:51(※休憩等含むグロスタイム)
200kブルベなら比較的セフティーなタイムの筈だが、このルートだと上りゴールということを差し引いても何故かギリギリタイム。不思議。笑
ともあれ11時間を切れたので◎(※自分比!!!)。
このあと相方と合流、宣言解除と共に飲酒解禁となったファミレスでお疲れさま会。ライド後の最高の瞬間。
翌日も快晴に恵まれ、無事に安曇野を堪能することができました。
大成功の二日間でした。
相方は初の安曇野にとても喜んでおりましたが、雪化粧したアルプスを見せるために、また連れてきてあげたいです。
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