久々のハメ撮り

本当に暑い日が続いている8月某日、私たちはホテルにチェックインした。今回まいが会いに来てくれたので、私の仕事が終わってからの逢瀬という形になっている。ものすごく時間があるというわけではないけど、今日はまいが帰宅しないでそのままこっちに宿泊していくということだったので帰りの新幹線の時間を気にすることがないというのが、ちょっと心の余裕にも繋がっている気がする。

部屋に入ってソファーに腰掛けたら、まずは食事のメニュー表を二人で眺める。そう、我々は腹が減っているのだ。腹が減っては戦もSMもセックスも出来ぬであろ?

メニュー表を眺めながら、一緒に置いてあった無料コスプレの一覧写真にも目を通しては「まいに着させるならどれ?」と聞かれて「まいに着させるならこれだなー」とか相変わらず仲良く話している。「たまさん変わったよねー。前はコスプレ興味なかったのに。」確かにまいの言う通り、今まではコスプレというものに何の興味もなかった。理由は簡単で、着させたとしてもどうせすぐ裸にしてしまうから。だって服とか邪魔じゃん?という思考だったんだけど、今となってはまいにどんな服を着させようかって思うようになった。

着させて眺める楽しさに撮影する楽しさ、それを脱がしていく過程の楽しさを知ってしまったので、そういう部分でも幅が広がったなー。

そんなやり取りをしていたら、まいがソファーに寝っ転がった。んー…可愛いのぉ。そう感じたら当然の如くカメラを手に取って撮影に入るわけで。あ、ちなみに今手にしているカメラは買った当時は世界最小フルサイズと言われていたミラーレス一眼。もしかしたら今でも世界最小かもしれない。そして、まいを初めて撮った時のカメラでもある。小さくて持ち運びやすい反面、手振れ補正がないとかその他諸々のデメリットをまいとの撮影で実感したため、奮発して高機能のミラーレス一眼を別途購入したら使い勝手が良すぎちゃって、こいつはしばらくお留守番だった。

最近はカメラを毎日持ち歩きたい欲が出て来て、そうなると逆に高機能カメラはあまりにもデカいし重い。ということでお留守番だったこいつにものすごく小さなレンズを付けることで、日々持ち歩けるスナップショット用カメラが完成した。

このレンズはオートフォーカスが利かない。つまり手動でピントを合わせる所謂マニュアルフォーカスレンズなので、まいにはちょっとじっとしてもらっての撮影になる。最初の頃ならこんな風にカメラを向けられじっとさせられていたら「無理ー!!」って叫んで隠れてしまったと思うんだけど、今ではしっかりと待てが出来るようになったんだ。うちのわんこすごい。

ピントの甘さも味ということで、いつもとはちょっと違う雰囲気の写真がいくつも撮れて個人的には大満足。

一方いつもの高機能カメラはというと、三脚を取り付けられてベッドの方を向いている。今日のこいつはハメ撮り動画撮影用。よろしく頼むぜ。

愛犬の写真撮影をひとまず終えたので晩御飯を注文すると、40分程時間が掛かるということだ。40分…先に腹ごしらえをしてエロいことをするつもりだったけど、それだけの時間があったら一回できてしまうな…。

ということで先にエロいことをすることにした。

撮影の合間に割と脱がされている状態なので、あとは下着を脱がすだけ。それにしてもこの下着姿がものすごく刺さるんだよな…。脱がすのがもったいないと毎回感じつつも脱がさないことには先に進まないので下着を剥ぎ取ると、見慣れているはずなのに毎回「いいねぇ…」と感じる裸体が出てきた。

胡坐をかいた私の脚の上に仰向けに横たわらせると、少し仰け反るような格好になる。腰が痛くないことを確認したらそのまま乳首を摘まんで捻り上げて遊び始める。この格好だと上半身と下半身を同時に責めることができるので楽しい。

しかしながら、一回目というのはそこまで責めに時間を掛けられないことが多くて、その最たる原因は私が挿入を我慢できないから。彼女には私の中で封印していた中学二年生ばりの欲求を剥き出しにしている。私の欲望は全て受け止めてもらいたいし、そして受け入れてもらう。

少しだけ責めたら即ハメ。お互いに求めていた感覚と感触が感度を上げていく。興奮してくると髪を掴んだり腕を握り潰すように掴んだりと徐々に乱暴な形になるのは自分でも分かっていて、その興奮が繋がっている下半身からまいにも伝わってイキ散らかし始める。すると…玄関のドアが開く音と、一拍置いて「失礼しまーす。」という女性の声。注文していた食事が届いた合図だ。扉は二重になっていて、従業員は当然部屋には入ってこない…のだけど、声が聞こえたことでまいはピタッと止まった。私も「はーい」と返事はするも、今は取り込み中なのでもちろん受け取りには行けない。玄関のところに品物は置いてくれるので、従業員が出ていったと同時にこちらも再開。

と思ったらまた従業員が来た。どうやら一回では運びきれなかったらしい。またもやストップして従業員が出ていくのを待ってからゴリゴリと奥まで突いて犯すと、ちょっとだけおあずけを食らったからかものすごくいい声で鳴く。私もそろそろ限界になってきたので、髪を掴んで身動きが取れない状態にしたまま犯して射精した。

運ばれてきたカツ丼のいい匂いに包まれながらの一回戦だった。

私はベッドから降りるとそのまま玄関から食事を持ってきた。私の注文したカツ丼と、彼女の注文したチキンステーキ。そしてデザートを次々とテーブルに並べたらソファーに座って待つ。何を待っているかというと、ベッドでふらふらになっている我が愛犬の到着をだ。

「うぅ…」とフラフラになりながら席に着き、「さあ食べよう!腹ぺこだ!」と元気よく発する私とは対称的に、ナイフとフォークを持ったまま微動だにしないわんこ。そんな姿を笑っていたら、睨むような目つきで右手に持っていたナイフをこちらに向けてきた。ちょうどいい角度でこちらに向けてきたもんだから、ナイフに照明が反射してキラーンって光ってる。漫画か。

そんなやり取りもありつつ、ふたりで談笑しながら食事を取った。腹が満たされたのでソファーでちょっと雑談をする。座っている私の膝の上に頭を乗せて見上げてくるまいの頭を撫でているので、つまりこれは膝枕というやつだ。こういうのんびりとした時間もいいよね。心が穏やかにもなるし。

こうしてお互いに心が穏やかになったところから、次はハメ撮りという流れになる。

この機材での動画撮影が初めてだったので一抹の不安を抱えつつ、でもそこは機材を信用して録画スイッチを入れる。画角としてはベッド全体が撮れるように、あとは騎乗位をさせたときに頭までしっかりと入るように調整しておいた。あと簡易なRGBライトも壁に設置して明かりを足してある。

三脚を立てたカメラと照明があると、これから撮影します!って感じがプンプンするので、まいが恥ずかしくなって布団を被って隠れてしまった。こういう素の部分から撮れるのも実は嬉しかったりするのでノリノリで布団を剥ぐと、恥ずかしさから騒ぎ立てるまいが出てきた。撮影されている恥ずかしさからうつ伏せになってしまったので、そのまま首にリードを巻いて引っ張って首を絞める。それでもまだまだ恥ずかしさが顔を出してしまって叫び続けていたので、仰向けにして押さえつけて口の中に硬くなったモノを突っ込んで腰を振る。これで静かになった。

ここからは最近お気に入りの顔面を手のひらで押さえつけながら乳首を虐めてみたり、手の甲を舐めさせながら腹を踏むなどの行為をしたあとに口で奉仕をさせることにした。

まいの小さな口での奉仕は本当に心地良い。こういう奉仕をさせながら食事をするとかも憧れたりはするけど、それなら一緒にご飯を食べたいよな…という葛藤がね。

さて、そろそろかなと思ってリードをクンッと引く。首が引っ張られたことで合図を理解したわんこが、私の上に乗って牝穴で硬くなったモノを呑み込むと腰を振り始めた。

この牝穴奉仕中にわんこの様々な部位を味わうのが好きなので、リードを引いて顔を近付けさせて舌を味わったり、乳首や脇をゆっくり堪能できる今の状態はまさに至福の時間。ある意味では奉仕させながら食事をするっていうところと似通った感じかもしれない。

たっぷりと堪能していると、イクのを我慢していたわんこにも限界が来て激しくイッてしまう。それを察知して事前に体に触れておいて倒れないように支えを作っておくんだけど、一回だけ予兆が読めない状態で気を失って騎乗位のままものすごい勢いで後ろ側に倒れ込んでしまった。イナバウアーのように綺麗な弧を描いたまま綺麗に視界から消えていく様は芸術点が高かった。

バックに体位を変えても奉仕状態は続いて、リードを引いたり髪を掴んで引いたりするとそのリズムに合わせてまいが腰を前後して私に尽くしてくれる。なので私自身はあまり動いてない。

最後は正常位で犯してフィニッシュ。奉仕の多い楽しい時間だ。

体力を回復するためにベッドでゴロゴロしながら今撮ったばかりの動画をモニターで流して、まずは撮れているかを確認してみる。どうやらバッチリ撮れているようだ。そしてそのまま自分たちのハメ撮りを二人で鑑賞しながらの雑談が始まった。

客観的に見ると体のサイズが違うので、押さえつけるにしても乱暴するにしても酷いことしてやがる…って気分になる。まいも「熊に襲われてるみたいなのよ…。」って言っているし。

そして騎乗位のシーンに差し掛かった。私が支えられなくてとんでもないスピードで仰向けにぶっ倒れていく自分の姿にちょっと引くわんこ。自分が気絶して倒れる姿なんてなかなか見られるものではないしね。

「こうして観てると、私だけ動いていてたまさんそんなに動いてないんだね。」っていう感想をまいから聞いたので、次は本気で犯してやろうと画策していた。さっき射精したばかりではあるけど、35分間の動画を観終わる頃には完全に回復しているし、何なら自分たちの動画を観ながらムラムラしていたのでそのまま隣にいたまいの体に手を伸ばす。

「自分たちの動画観て興奮しちゃったの?」って笑いながら言われたけど大正解だ。

軽い加虐を与えたのちに挿入したら、まずは腰をゆっくりと沈めて奥で止めてからゆっくりと振っていく。そこから延々と止まらないピストン地獄を味わわせる。わんこがイクときも気絶しているときも絶えず腰を振り続けていると、喘ぎ声よりも悲鳴に変わってくるのが余計に興奮を誘う。「無理!壊れちゃう…!」って言葉にする口を手で塞いで髪を掴んでひたすら犯していると、ごめんなさいを連呼するようになってきた。今のノンストップピストンは容赦のない責めと同じだからなんだろうね。

謝られても当然止めることなく犯し続ける。するとそのうち「ありがとうございます」と口にするようになった。私が促したわけでもないので、自分の中で沸いてきた感情が口から出たみたい。あとで聞いたら、苦しさを与えてもらえていることに感謝したくなったらしいよ。こんなこと言われたら嬉しくなっちゃうよねー。

後半は、ありがとうございます。と、好き。を入り混じるように口にしては気を失っていた。どれだけの回数イッたか分からないし、気絶の回数も多くなってきた辺りで私もそろそろ限界が。顔面と腕を押さえつけて思いきり射精した。

奉仕させるのも好きだけど、こうやって自分の中のレイパー気質を剥き出しにするのも楽しいんだよなー。パートナーは大変だけど。

そんなうちのパートナーはと言うと…もうベッタベタに甘えてきていて、飼い主に犯され続ける強制的な快楽という苦しさを与えられた喜びで、全身からハートを飛ばしているのが私にも分かる。ベッドに横たわって私の手を取ると、自分の頬の下に敷いてこっちを見て微笑んでいる。それも何ともまあ幸せそうな表情で。

そんな恰好で向かい合いながら過去の話や今の話をゆっくりと聞いて、こういう時は私も聞き役だけではなくて自分の中にある「飼う」って言葉に対する責任というか心構えというか、そういったものを改めて伝えたり。ゆっくりゆっくり深い話をして過ごした。

まいと出会った当初、彼女から主治医あるいはカウンセラーって呼ばれるくらい話を聞きまくっていたし、今もそのスタンスは変わっていないので心の機微であってもある程度は読み取ることができるし、特に最近の心境の変化などはすごく感じるものがある。過去を過去として捉えようとしているし、それを経験として捉えようともしている。

私の好きな言葉の1つに「経験は人生の糧」っていう言葉があるんだけど、楽しいこともそうでないことも経験をしたことは全て自分を成長させてくれるって意味のやつ。

私が意識していることは、経験は食べ物と一緒って考え方。つまり、咀嚼して消化して吸収すると栄養になる。

良い経験は噛めば噛むほど甘みを感じて、噛みやすいうえに消化吸収も早い。

嫌な経験っていうのはクソマズなうえに硬いので、まず咀嚼するのに時間が掛かる。しかも消化が悪くて胃もたれもしやすいし吸収するにも時間が掛かる。

でも、消化までしちゃえばどっちも栄養。最終的には自分の養分になるって感じ。

※ちなみに現段階で全く噛み砕けないレベルのものがあったら、それを「トラウマ」っていうんだと思う。

どんな経験であっても自分という人生の主人公を成長させるための出来事なんだなーって考えられるようになると、割と人生が生きやすくなったりもする。

今のまいは経験を人生の糧にできているって感じるので、それがすごく嬉しい。もちろんまだ全てを消化できているわけではないだろうし、かく言う私も全ての出来事を消化できるわけでもない。現時点で消化できないものは時が来れば消化できるものだろうと思って放置していればいいと思うんだ。どんなものもサクッと咀嚼から吸収まで出来る人間は悟りを開いた人だろう。そうなりたいけどね。

私は飼い主であるけど彼女を支配しているわけじゃない。まいにはまいが主役の人生があって、私は彼女の人生に良い経験を与えられるような存在でいたい。それがまいという可愛いペットへの飼育論。
そして彼女は私が主役の人生にとても良い経験を与えてくれているんだよね。こういうことを考えることができるのもすごく楽しいし。

主従の形はめちゃくちゃたくさんあるような気もするけど、私たちなりの主従の形でこれからも楽しく過ごしていきたいね。


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