No.611|生成AIの実装により感じたこと
2024年9月6日 No.611
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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今日は生成AIについてです。
会社が開発した本格的な生成AIの使用がうちの部門でもできるようになり、昨日、生成AIの使い方のウェビナーがあったんです。
ChatGPTをベースにしているため大変使い勝手がいいんですが、半年ほど前に導入された生成AIはポンコツでした。
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生成AIという触れ込みでしたが、生成AIではなく単なるチャットボット。
プロンプトでよくある書き方が、役割を与えるというのがありますよね。
「あなたは最高の●●です。私は●●です。・・・」みたいなやつ。
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前の生成AIのプロンプトでこれを書いたんです。
私:「あなたは最高の●●業界の専門家です。・・・について考えてください。ステップバイステップで」
AI:「私は●●ではありません」
この返答でChatGPT3.5にすら追いついていない、アレクサレベルのAIのレベルだとわかりましたので、結局使用することはありませんでした。
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今回の生成AI導入により、何を思い出したかというと、勘定奉行とかのCMでもありますが、昔、経理処理のために大量の女性社員がいた光景です。
メールもクラウドサービスもない時代。
何ならパソコンもない。
紙で色んな処理をするため、色んな作業が手作業です。
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おじさん社員も1時間のクライアントとの打合せのために遠方に何時間もかけて出張。
携帯電話もない時代だとやり取りは固定電話。
打合せが終わると、会社に電話して作業指示を出す。
いなければ伝言を頼む。
今考えると本当にびっくりします。
今だとzoomがあれば事足りますから。
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何が言いたいかというと、生産性は抜群に上がったなと。
そりゃ、1時間で終わる会議に5時間かけて行っていたなら、6時間会議に使えれば生産性は6倍ですからね。
人も減るし、残業も減りますよね。
とはいえ、生活が金銭的には楽になっていないのはなんでなんだろうというのは感じますが。
競争で色んな価格が下がっているからでしょうか。
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我々がやっている仕事もおのずと減っていくでしょう。
調査もパワポ作成もほんの数分で上がってくるんですから。
しかも、過去の提案書がベースになっているから、出来もそこそこ。
自動化されていくことで、人にしかできない仕事というものに集約されていきます。
「意思決定するために揃えたい材料を考えること」が大事ですが、その材料を揃えることはもはや生成AIでできるようになっていますから。
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危機感を持ったうえでどういう生き方を選ぶのかが問われる時代です。
漠然と生きていると、いつの間にか野垂れ死ぬようなことになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・生成AIによりホワイトカラーの仕事は激減するが、その時代が目の前に来ていると実感した。
・どういった意思決定を行うために何の材料が必要かを考える力が問われることになりそうだ。