No.92|自分が今の時間・空間にいることを味わおう
2023年4月8日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.92
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■100人組手のお話
今日は7時から裏山仲間で実施している週間の振り返り会のあと、8時からHさんと100人組手(1on1)。
10時からは終日、セミナーでした。
1日インプットとアウトプットを繰り返したりして、濃密な時間を過ごすことができた1日でした。
本日の、Hさんとの100人組手では、
chatGPTが広がることにより、今後のホワイトカラーはどうなっていくのか
についてお話をしていました。
今後、ホワイトカラーは相当厳しい立場に追いやられるだろうという話をしながら、1次産業・2次産業ってどうなるのか、というようなお話をしておりました。
また、Hさんとお話する中で、【感じる】ことの重要性について大きな気づきをいただきました。
昨年までの私は、【感じる】力が弱すぎました。
自分は何を楽しいと感じるのか、何が好きなのかがよくわからず、正しいかどうかを判断することを価値基準としていました。
他者の物差しだけで判断し、自分の物差しで物事を見ないようにしていました。
昨年後半からは、リハビリ活動を重ね、栄養を補給し、水を与えた結果、徐々に【感性】という小さな芽が出てくるに至りました。
■【味わう】という言葉
Hさんがおっしゃっていた言葉で、いいなと思った言葉がありました。
それは、【味わう】という言葉。
辞書で見てみますと、次のような意味です。
元々は1番の意味から派生したのが2や3ですね。
この中でいうと、言いたいのは2番目の意味になります。
生じた出来事に対して、おもしろみや含意を感じとる。
最後の「感じとる」という言葉の通り、【味わう】には【感じる】ことが前提です。
この【味わう】ことが、よりよい人生とするために大事な解釈を促す言葉ではないかと思います。
苦しいことや嫌なことがあったら、負の感情を出してしまうことがあります。
そんなとき、負の感情を出して反応するのではなく、目の前の事実を【味わう】ことで、その事実をプラスに解釈できるようになるかもしれません。
例えば、観光地の海の近くで販売されていたりする「さざえのつぼ焼き」。結構高いですし、磯の香りや苦みは独特です(好きな方はすみません)。
しかし、単に味や香りの良し悪しではなくて、そのタイミングにその観光地で、焼き立てを食べるという時間・空間的なことを含めることで、良い経験になります。
また、本当はそこにあるのに、他のものを見ていてそれに気づいていないだけだったりすることもあります。
普段の通勤で歩いている道なのに、耳にイヤホンをしてスマホを触りながら歩いていることで四季の移り変わりに気づかない。
でも、イヤホンをせずスマホをしないで歩くだけで、きれいな花が咲いていることや、鳥の鳴き声、ぽかぽか陽気であることを感じることができたりします。
つまり、その時間・空間(場所)にいることのありがたさに目を向け、目の前の事実を五感で受け入れようとすること、これが【味わう】ことでないかと思うのです。
■【味わう】は解釈力の強化の武器
そして、【味わう】がいいなと思うのが、解釈力の幅が広がる言葉だからです。
例えば、育児なんかで子供に腹の立つことがあっても、「ありがたい、これを経験できるのは今だけだから、この瞬間を味わおう」という使い方。
他には、いつも通る道に花が咲いているのを見て、「桜のような派手な花ではないけれど、この花はこの花でいいよな。ありがたい、味わおう」といったイメージ。
「ありがたい」とセットで使用すると、【味わう】は大きな効果を発揮します。
私は、腹が立つようなこと、些細な良いことがあったときに積極的に使っていこうと思います。
皆様も、目の前にある当たり前が実は、「今だけ」「ここだけ」「自分だけ」のものなのであれば、あえて【味わう】ことをしてみると、普段と違うことが見えてくるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も、「わからないからすべてやる」「せずにはいられない」「それは現状維持バイアスではないか?」を自問自答し、変化変容を目指します!
●本日のまとめ
目の前にあることが、今だけ、ここだけ、自分だけのものなのであれば、ありがたいと味わってみることがより良い解釈につながり、人生を豊かにするのではないか。