No.33|なんでも仕組化できる魔法の口癖
2023年2月8日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.33
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■「must」「should」とは、おさらば
私は過去の記事でも書いているのですが、「must」「should」で縛られた人生を歩んできました。
「~しなければならない」「~すべきである」という言葉を常に脳内で回して続けていました。
また、脳内だけではなく、普段から他者に話をする際も「~せんとあかんわ」「~すべきやろ、それは」「せなあかんよな」「しないとだめですよね」といった表現を多用していました。
使用する言葉はとても大事で、それぞれの人の世界観は使用している言葉でできています。
口癖を変えることが思考を変え、思考が行動を変えることにつながります。
そこで、この「must」「should」の言葉遣いをどうすれば変えることができるか?を考えた結果、よりよい言葉に上書きすればよいと考えたんです。
何をどう上書きすればよいか。
そこで、先日、メンターのFさんの勉強会においてご質問してみたところ、以下の言葉を意図的に使われているということをお伺いしました。
「~せずにはいられない」
「~しなくてはいられない」
そして、
「must」「should」を使うのは限定的な場面であり、ほぼ使用しない。
使ってしまった場合は、意図的に言い換えるようにしている
とお伺いし、一気に世界観が変わりました。
■言葉の上書き
この世界観の広がりの凄さはなかなか伝わりにくいのですが、「~しなければならない」「~すべきだ」は、あくまでも自分主体ではなく、当事者意識もない言葉です。
しかも、やらされ感があるため、感情としては「嫌々やる」といった感じ。
しかし、「~せずにはいられない」「~しなくてはいられない」は能動的に自分が動いてしまうニュアンスを持った言葉。
そして、そうさせるための仕組みが存在することを示唆しているわけです。
なので、いずれを使うかで普段の発想が変わってきます。
それぞれであとにつながる言葉や考えが大きく異なるんですね。
×クライアントから契約を取らなければならない ⇒ でも、やりたくないよな・・・
○クライアントから契約を取らずにはいられない ⇒ それってどうすればいい?
×企画書を作成しなければならない ⇒ でも、めんどくさいなぁ・・・
○企画書を作成しなくてはいられない ⇒ そうなるためには?
という感じです。
使う用途も広く、例えば、「どうすればクライアントが自分たちと契約せずにはいられなくなるか?」といった使い方も可能です。
凄い発見ですよ!
この問の違いを認識し、「~せざるにはいられない」と回すことができている人とそうでない人では、人生において間違いなく差が出ます。
このフレーズは来月の重点テーマとしたいと考えています。
明日もわからないからやってみる、渦を巻く、めんどくさいからやる、でいきます!
●本日のまとめ
ほんの些細な言葉の使い方次第で、とらえている世界観が大きく変わる。
「~せずにはいられない」「~しなくてはいられない」を使うことで、建設的かつ仕組みを構築する発想で思考し、行動することができるようになる。
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