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2025年1月10日 No.737 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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もめる方がいいのか、もめない方がいいのか。

短期的に考えると、確かにもめない方がいいですよね。
その場限りという関係性であったり、共同で何かをする、といったことでなければ確かにそうでしょう。


そうでなければ、もめるということは何らかの相違が発生しているということなので、長期的な時間軸で見ると、もめた方が良いケースもあります。


「事前に聞いていたことと違う」
「私はこう理解していた」
「あなたが間違っている」

もめる際は、こうした発言が出てきますよね。

人と人とがもめるということは、それぞれの考え方や価値観、思っていたことが異なる、ということから生じるといえます。


昨日、ちょうど社内で同じマネジャー同士(Aさん VS Bさん)がメールでもめている中に、関係者として入っていました。

一定、揉め終わってからメールに気づいたのですが、Aさんが言うことが私の認識とほぼ同じ。

つまり、Bさんの対応に違和感があったものの、Bさんも感情的になっていますので、伝え方をミスると余計にややこしくなる感じでした。


Aさんは強気に「あなたが間違っている」ことを前提としたコミュニケーションをとっていましたので、それはそれで大人げない対応。

正しければいいわけではなく、とはいえ、Bさんに非があるのも事実なため、双方の言い分を踏まえたうえで対応しました。

まだ双方からメールが返ってきていないので、うまくまとまったかは週明けにわかる話ですが、今回のことで私も勉強になったんですよね。


一つは、「大丈夫だろう」で済ませていてはいけないということ。
揉めた原因が、チームメンバーのアサインについてなのですが、事前に正確なアサイン方針を書面に残るようにしておくべきだったということ。

お互いに知ったメンバーだから大丈夫だろうということは必ずしもそうではないんですよね。

特に、私がアサイン管理をしていたため、反省しました。


二つ目は、もめごとはお互いが正しいと思うところから生じるということ。
客観的に見ているとよくわかるのですが、お互いが正しいと思っているから揉めるんですね。

自分に非があると思っていたら、謝るので、もめないんです。
客観的にはどちらの方が正しい、とかあっても当の本人たちは主観でしかない。

こうなると感情に対してどのように対応するか、ですから、理屈で相手を倒しに行っても交わりません。


今回の件で、もめることで対立点がわかりましたし、その経験が増えるため事前の予防、生じてからの対処方法も勉強になりました。

ただ、「お互い50歳超えてるええ大人やで」っていうのはありましたがw


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「当事者になる」「天才ムーブを避ける」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・もめることによって、お互いの考え方・価値観の違いが明らかになることで、今後のもめごとへの予防策、対処方法について学びを得ることができる。
・そのため、短期的にはもめごとは避けたいが、長期的にはむしろ生じ得るものとして学びの一助と考えることもできる。

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