見出し画像

No.735|逆境への捉え方というメンタリティが必要

2025年1月8日 No.735 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
ーーーーー


昨日は、私が実現したい目標を既に実現されているAさんと会食。
素敵なお店に連れて行っていただき、貴重なお話をお伺いできました。

憧れの先輩として、これからも勉強させていただきたいなと改めて思いました。

Aさん、ありがとうございました!


さて、今、ご支援をしている自治体で住民アンケートを行うことが多いのですが、最近アンケートで多いなと感じていることがあります。

それは、「安心・安全」を求める声が多くなったということ。


例えば10年後の自治体の姿として求めることは何か、という設問への回答として、以前は「活力」とか、「活性化」とか、そういったキーワードが上位に来ていました。

ところが、最近はそうしたものは少なくなり、「安心・安全」、「快適」といったキーワードが多くなっています。


この「安心・安全」という言葉が多くなっているのは、将来の先行きに対してネガティブに捉える方が増えてきているのでしょう。

つまり、外部環境として日本経済の先行きが不透明な中で、どうにか今と変わらず、大きな変化が生じないで欲しい、ということの現れなのではないか、と考えられます。


高齢者割合が増えているということはあるものの、若年層でも同じような結果なため、年齢が要因ではないんですよね。


ただ、先行き不安ということがあるのは当然として、この外部環境の変化に対して、変わらないで欲しいと思うのは理解できる一方で、「変化に対して柔軟に自分たちが対応することへの恐れ」を持った方が増えているという見方もできます。

「安心・安全」であり続けることは、外部環境が変化しないことが前提になりますが、そのようなことはないため、残念ながら難しいです。

むしろ、加速度的に外部環境は良くない状態になっていきます。


変わり続ける世の中にどのように対応し続けるか、が重要な論点です。

我々がどのようなスタンスで生きていく必要があるか、が問われているように思います。


外部環境が良くないから、自分たちの未来も暗くなるという考え方をしてしまいそうになることもあります。

しかし、その中でチャンスだと思えるかどうか、前向きに進んでいくことが出来るかどうか、外部環境に依存しないメンタリティが必要ではないか、と根性論ではありますが、感じる時があります。


内的なマインドを醸成し、気持ちを強く持つこと、チャレンジしていく姿勢が貴重であり、ますます大事になってくるのではないか、と思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「当事者になる」「天才ムーブを避ける」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・我々を取り巻く環境の将来が暗いからこそ、安心・安全を希望する人が増えてきている。
・外部環境がマイナスに変化しつつも、それに対応できる、対応しきるというメンタリティを養う必要があるのではなかろうか。

いいなと思ったら応援しよう!