No.543｜蒙古タンメンで実体験した現状バイアス

2024年6月30日 No.543　
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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時間軸を長くとって考えることはとても重要なことです。
短期的に物事を見れる人と長期的に物事を見れる人。

どちらが長期的にうまくいくことができるかというと、後者の方でしょう。

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例えば、短期的に楽な道を選んでしまうと、長期的にはマイナスになるということがあります。

アリとキリギリスの寓話はまさにそうです。

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年齢を経てくることでこの長期的に考える視点を持つことができるようになってきました。
若い時ほど、短期的な目線で物事を見ていたように思います。

しかし、まだまだ身をもって経験しないとわかっていなかったようです。

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今日、セブンイレブンに行ったのですが、「蒙古タンメン中本」のカップラーメンで「北極」が久しぶりに新発売されていたんです。

知らない人にお伝えしますと、「蒙古タンメン中本」は東京を中心に展開しているラーメンチェーン店で、激辛をコンセプトとしたラーメン屋です。

その店の中で「北極」は最も辛いメニューとして知られています。

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それが期間限定で時々発売されるんです。

レギュラー販売されている「蒙古タンメン中本」のカップラーメンもそこそこ辛いのですが、それよりも辛いというわけです。

買う前に少し頭をよぎったんですね。

「トイレに籠るくらいの辛さかもしれない」

と。

しかし、「まあ、大丈夫やろう。いつものやつでも普通に食べれてるし」と。

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そこで、今日お昼に食べたのですが、辛いけどまあ普通に食べることができました。

「たいしたことないな」とすら思っていました。

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しかし、夜になると突然、お腹の調子が悪くなってきまして、トイレに駆け込むこと数回。

「北極」が悪さをしていることが明らかです。

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辛くてうまかったとしても、食べている時間はほんの数分。
その後で食べている時間の数倍～数十倍以上の長さで大変な思いをする時間があります。

そこで考えると、

食べている時間とそのときの満足度＜＜＜＜＜その後のトイレに駆け込むことによるつらい時間

となり、圧倒的につらい時間の方が多いわけです。

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我々は現在バイアスが働きがちであり、「直近得られる利益」を、「将来得られるより大きな利益」よりも過大評価する傾向があります。

現在バイアスを踏まえたうえで、将来がプラスになるような行動をすることを意思決定基準にするように心掛けたいものです。

皆様も、現在バイアスと激辛商品にはご注意ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます！

●本日のまとめ

・人は現在バイアスが働きがちであり、ついつい失敗してしまうことがある。
・しかし、現在バイアスの事実を踏まえ、未来がよりよくなる行動や習慣を積み重ねていきたいもの。