No.661|ショッピングセンターの携帯ショップの話
2024年10月26日 No.661
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、近所の少しさびれたショッピングセンターに行ったのですが、いくつかのイベントが開催されていました。
どこのショッピングセンターでも見かける光景でしょう。
その中で、毎週手を変え品を変えイベントを開催している携帯ショップがあります。
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この携帯ショップは某有名な●通信の携帯代理店。
以前、行ったときに店舗に飾ってある賞状とかにその文字があったので覚えていました。
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そのお店は昨年くらいにできたのですが、平日はほとんど人がいません。
が、土日にイベントブースも借りて、イベントで集客をしています。
野菜の掴み放題、お菓子釣り、くじ引きなど、毎週まったく違ったイベントをやっています。
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何がすごいかって、ここの店員さんのレベルですが、接客レベルとかが高くないんです。
接客の指導はほぼされておらず、まったくもって洗練されていません。
はっきり言うと、イケていない男性ばかりなんです。
店長クラス1名
正社員2名
アルバイト・派遣3名
ですが、顧客自体は結構つかまっています。
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ただ、接客を受けると、別に悪いことではないけど、倫理的に少し違和感のあるテクニックも教えつつ、販売等を行っておられます。
販売代理店ですから、別に許されているやり方なんでしょうけど、自分たちが代理店契約しているキャリアを相互に行き来させるとかですね。
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このショッピングセンターでこの営業方法をやり続けるだけできっと売上・利益は上がり続けそうなんですよね。
接客なんて気にしていませんし、イベント集客を淡々とやりきって商売をしている。
しかも、昨年店舗がオープンした時は、備品も最低限しかなかったのが、徐々に店舗の構えも立派になってきて、●通信の代理店だけあって最近は自販機を設置したりもしていて、儲けることに貪欲だなと感心しました。
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また、出店場所のショッピングセンターがいい感じにさびれているため、ほかの競合も入ってこず、入ってきても儲からない絶妙な場所。
仕組みで儲けることのわかりやすい実例であり、こうした商売を私も将来展開したいものだと、定点観測しています。
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これはわかりやすい例ですが、見えにくいものの儲けているといった事例を目を凝らして探していきながら、引き出しを増やしていきたいなと思いますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「めんどくさければGO!」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・地味だけど競合が存在せず、仕組みによって儲けられるようになることが理想的な展開である。
・目を凝らしながらこうした儲け方の事例の引き出しを増やしていきたいもの。