No.672|答えのあるゲームとないゲーム
2024年11月6日 No.672
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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今日、クライアントミーティングでチームメンバーがファシリをしていました。
今日のクライアントの担当者は、今年異動してきたので業務知見がほぼなく、業務自体をどのようにすすめていいかがわかっておられないんですね。
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ですので、この担当者に「これで良いか」とうちのメンバーが確認しても、担当者の方が返答に窮する場面があるんですね。
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「●●でいかがでしょうか?」
「うーん、よくわかんないんですけど、それでいいです」
「●●で問題ないでしょうか?」
「問題あるかないかわからないですが、はい」
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といった感じです。
この進め方をメンバーがしているので、終わった後にフィードバックしました。
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クライアントの担当者に答えを求めても、経験もないので、正解かどうかを判断することができない。
ただでさえ、我々がやっている仕事は答えがあるわけではないのに、答えのない業務の進め方に慣れていない人に答えを求めても意味がない。
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この構図を説明することで、メンバーも納得していました。
答えが正しいかどうかがわからないのであれば、その答えを導き出したプロセスが大事。
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根拠が正しければ、もしくは、納得できるものであれば自然と意思決定につながります。
ですので、根拠や腹落ち感を出すための話し方をすることがポイントです。
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自分が戦っているところでは、答えがあるのか、ないのか。
それによってルールが変わります。
が、それをわからずに答えがないのに答えがあると考えていると、うまくいかない。
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ようやく、答えのないゲームの戦い方が少しづつわかってきた気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「めんどくさければGO!」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・答えのないゲームと答えのあるゲームでは、パラダイムは全く違う。
・それぞれのゲームの違いを理解せず、答えがないのに答えを求めてもうまくいかない。