No.358|後回しの達人
2023年12月28日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.358
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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昨日で仕事納めのため、今日は朝から息子と一緒にいました。
妻の退院も明日に決まり、私も風邪の症状が少しずつ治まってきましたのでどうにか年越しは無事に迎えられそうです。
メッセージ等をいただきました皆様、ありがとうございました。
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「「後回し」にしない技術」という本を紹介したサムネイルがyoutubeで出てきました。
とんでもない再生回数だったんですが、中田のあっちゃん、のやつでした。
私は、ほとんどyoutubeを見ないのですが、「後回し」の才能だけは、私も結構な自信があるので、ついついクリックしてしまいました。
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中身を見ると、わかりやすくサマリーがまとめられており、なるほどなぁという気づきが多かったです。
さすが、トップyoutuberのプレゼンであり、彼が紹介したいと思える本です。
特に面白いなぁと思ったのが、目標について「ゴールではなくプロセス」を思い描けという内容。
実現したゴールをイメージするのではなく、実現するプロセスをイメージせよ、ということでした。
ただ、ここで思ったのが、プロセスがわかることが前提なんですよね。
例えば、ダイエットなどはプロセスがわかるでしょう。
極論、食事制限と運動ですから、それを時間軸に落とし込むということですので。
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でも、ゴールに向けたプロセスがわかることばかりではないですよね。
例えば「海賊王になる」という目標であれば、そこに至るまでのプロセスをきれいに分解することなんてできないし、そもそも目標を立てた時点では情報自体が大きく不足していますから、詳細までリアリティをもって考えることはできません。
「漁師になる」くらいの規模感の目標であれば、プロセスもイメージできそうな気がしますが。
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で思ったのが、世の中にあふれている考え方ってコーゼーション的な発想ばかりなんだなぁということ。
私もエフェクチュエーションを知らなければ、おそらくこのコーゼーション的な発想が「絶対的に正しい」と思ってしまっていて、「プロセスを描くべき」となっていたでしょう。
そして、「描けない自分はダメ」なんだと考えていたと思います。
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ちなみに、上述の書籍では「プロセスに分解できない目標は、本当にやりたいことではないのでやるな」ということも書かれているとのこと。
では、本当に強くやりたいような目標がない人はどうすればよいのか。
目標が出てくるまで何も動けないということになってしまいます。
それこそ、「自分が本当に実現したい目標を見つける」という目標を立てて、その目標を達成するためのプロセスを考える。
でも、そんなプロセスでわかればもうわかっていませんか?
的な感じです。
ということで言うと、エフェクチュエーション的な「許容可能な損失でとにかく行動してみる」という発想は本当に革新的だし、世の中には全然浸透していない考え方なんだなとも思いました。
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逆算で考えることができなくても、やれることをまずはやってみる。
改めて、素敵な考え方だし、我々日本人にこそ必要な考え方ではないかなと思います。
エフェクチュエーションってなんぞや?という方には、エフェクチュエーションの本を紹介しておきます。
あと、あっちゃんのプレゼンだけではわかったようなわからないような気もするため、実際に書籍も読んでみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「完璧主義より完了主義」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!
●本日のまとめ
・後回しにしないためには、目標のゴール達成時の姿だけではなくプロセスもイメージする
・目標がなくてもとにかく行動を促すことになるエフェクチュエーション的な発想で行動することは重要である。