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No.503|立つ鳥跡を濁さず

2024年5月21日 No.503 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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個人的なポリシーとして、契約が切れる際の対応というものを大事にしています。

というのも、契約のキャンセルやお断りの際にその人の器が出ると考えているからです。


既存の契約も継続し続けることはあり得ないわけですから、いずれはお別れの時は遅かれ早かれ来るわけです。

経営者が変わって契約が切れることもあれば、プロジェクト単位のお付き合いだとプロジェクトが完了し、それで契約を終えることもあります。

その際に、相手のことを慮りながら、最後にどういう言葉をかけるか、そこに人間性が出るように思います。


例えば、前職のある上司がクライアントからコンサル契約の終了を告げられた際、「これだから、中小企業はダメなんだ」と言い放ったと聞きました。

当たり前ですが、それが原因でクライアントと不仲になりました。

その後、色々とあり幸い和解されましたが、クライアント側としてはその当時、相当なインパクトを持ってその上司の発言を受け取られたと、お伺いしました。


相手からすれば様々な優先順位を踏まえたうえでの意思決定であり、例えば、コンサルの内容に満足していないとかではないかもしれない。

つまり、自分たちがコントロールできなかった要素が原因の可能性があるわけです。

ですので、あとから契約が復活するかもしれず、丁寧にしておくことが吉だといえます。


先日、あるサービスの契約を継続しない意思決定をし、その旨の連絡をしたのですが、まったくもって音沙汰がないんですよね。

しかし、契約の営業や入金についてはやたらと連絡をされてきていました。


こうした時に、普段、発言されていたり、情報発信されている際の言葉や表現との違いに驚きます。
「どちらが本当の姿なのか」というのはこうした時に現れるものだと、人によっては解釈します。
(少なくとも私はそう解釈しました)


だからこそ、私は契約が切れそうになる時の対応については、良好な関係性を維持したうえで、少なくとも縁が切れないようにしておくことが大事だと思うんです。

もし、「契約が切れたらもう無関係」といった対応になっているなら、最後まで気を入れて接した方が中長期的に望ましい結果になるかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・契約が切れるタイミングでこそ、その人の人間性が見られるものである。
・今後のご縁があるかもしれないため、最後まで丁寧に接することが重要だと言える。

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