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No.589|金魚ミュージアムでのアート体験

2024年8月15日 No.589 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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奈良の実家に帰っていた最終日、奈良市にある「金魚ミュージアム」に行きました。
こちらでは金魚をテーマにしたアートが観られます。
奈良の大和郡山市は日本三大金魚の生産地として有名でして、そうした強みを活かすということで作られたミュージアムのようです。


正直まったく期待していなかったのですが、プロジェクションマッピングをうまく活用したり、間接照明の使い方がうまく、和をコンセプトとしているのが金魚と調和していたり、大満足でした。

また、インスタ映えするように仕掛けがなされており、女子はもちろん家族連れが来ても楽しめるようになっています。


こうしたミュージアムをめぐることが好きなのですが、ここは今まで行ったミュージアムの中で一番好きですね。

奈良県というと、お寺と神社が多いのですが、今風なコンセプトではないんです。
どちらかと言えば、お年寄り向けのコンテンツとなっていることが多い。

仏像を見て感慨深くなるのは、若い子よりもお年寄りですからね。

奈良も観光コンテンツ的にはポテンシャル自体はあるのにとは思っていましたが、見事な完成度でした。


見せ方だけでこれほどの工夫ができるという意味で言うと、大変勉強になります。
特に技術の進歩もありますので、アートの世界の進化もすごいだなと感じます。


地方創生文脈で言うと、コンテンツをうまく生かすということだと、アートをモチーフにした島とかがありますが、正直それだけではもう差別化できないところに来ています。

それで言うと、「最新技術×アート×地方のコンテンツ」ということが一つの切り口だと確信しました。

例えば、私が住んでいる神戸市とかでも、六甲山の上にアート展示が毎年行われるんですが、単にアートが置いてあるだけだったりします。

アートをもう一歩進めて、写真を撮りたくなるような仕掛けを最新技術をうまく使ってできないか、という視点とお金を落とさせる仕組みを組み合わせると、もっとうまくできるような気がします。


ただ、今の自分にはその組み合わせの具体的なイメージが持てないため、目を養うためにも、最新のアート技術で作られているミュージアムや催事に、積極的に行こうと思います。

皆様も、もし、最新技術を使った面白いミュージアムが周りにあり、行ったことがなければぜひ行ってみてください。
何かしらの刺激を受けることができると思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・最新技術×アートの切り口は様々な商売の切り口に使えるかもしれない。
・特に古い業界と最新技術×アートを組み合わせると、面白いことになる可能性がある。

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