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No.581|生存者バイアスの塊
2024年8月7日 No.581
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、チームのマネジャー会議がありまして、好き勝手に意見を言って欲しいということで、発言の順番が回ってきました。
周囲の意見を気にしすぎる私ですが、本音で話をしたんですよね。
マネジャー陣は今のチームの予算が自分事になっていないのではないか
という話を中心に。
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上司達の価値観で言うと、会社に残って昇格し続けるキャリアが当たり前。
当然、自分達が残っているため、そうです。
そして、昇格するためには上から評価される必要があり、そのためには数字を取りに行こうとするスタンスが当たり前。
だから、自主的に少しでも高い数字目標を達成する意識がマネジャーにはあるだろう。
と感じているようで、「生存者バイアス」の塊だなって思ってみていたんです。
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なのであえてお話したんですが、びっくりしていたようです。
組織も大きくなってきているし、今のこのご時世。
会社規模が大きくなり、官僚組織化が進み、個人もサラリーマン化が進んでいます。
昔の野武士集団のような実力と個性と灰汁の塊のような人は減っています。
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そこのギャップに対する事実が見えていないようで。
個人的にはすごくシンプルなんですけどね。
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生存者バイアスで自分がやってきたことが正しいと思い込んでいないか、ということは常に問う必要がありますね。
特に相手のことを尊重するという姿勢がないと、見過ごしていってしまい、いつの間にか大きな違いになっているかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・自分が見ている世界は、生存者バイアスの塊だったりする。
・自分がやってきたことが常に正しいと思っていると、ずれが大きくなっていくタイミングがやってくる。
・そこから逃れるには、自分が常に正しいということを疑う姿勢が求められる。