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No.770|自分という鍵と相手という鍵穴を合わすゲーム
2025年2月12日 No.770
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、1on1をしていた時に感じたことです。
お相手のキャリアやお持ちになっているスキルを見ると、半端ない強みをお持ちだとこちら側は認識しても、そのように思われていないケースがあります。
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私からすれば、余裕で独立が可能な能力・スキルをお持ちで、後は人脈のみ、という方。
今までのご経験がそのまま直接的に事業につながるのが話をしていて感じるのですが、ご本人としてはそのように考えておられないということがありました。
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逆に、ご経験的にどうしてこれほど強気で考えておられるのか、というケースも過去、ありました。
しかし、結果として、当時の実力やキャリアよりもクライアントを獲得されているケースもありました。
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前者の実力も経験もあるのに自分を低く見積もってしまう方は、そのキャリアの中でもすべてうまく行ってきたわけではないため、また、実態は表面上から抱かれる印象とは異なるため、そのように解釈されるケースが多いんだろうと思われます。
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私も1on1をしていると、他の方からは大体キャリアについてはぴかぴかだと言われるのですが、まったくそんなことはなく、挫折の連続で外から見られているよりも内実が伴っていない気がします。
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ただ、視野を広げると、どんなキャリアの方もそうですが、案外できることはあるし、鍵と鍵穴で言うと、自分という鍵とクライアントという鍵穴が合うだけの話なんですよね。
自分という鍵と合う鍵穴を探すだけですが、このシンプルな理屈がなかなか腹落ちしない場合があります。
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どうしても他人のことになるとよくわかりますが、自分のことになると見えなくなるもの。
こうした時は、自分だけではなかなか強みはわからないかもしれませんが、例えば、周りの方やお客さんに直接聞いてみるとよかったりします。
「前の担当さんはこうだったけど、○○さんはこうしてくれるから助かっている」
「○○さんにお願いしている理由は・・・だから」
「○○さんは・・・がいいと思ってるよ」
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世の中の人と人とのご縁は、鍵と鍵穴の関係。
そう捉えると、合う合わないが生じるのは当然の話。
むしろ、合わない鍵穴の方が多いわけです。
合う鍵穴を探すのが人生だと割り切ると、案外スムーズに行動できたりするのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「当事者になり、出番をつくる」「天才ムーブを避ける」「具体⇒抽象⇒具体」でいきます!
●本日のまとめ
・人生は、自分という鍵と鍵穴を合わすゲームだと捉えると行動しやすくなる。