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No.559|「残心」の教えが示す学び続ける姿勢
2024年7月16日 No.559
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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今日は、妻と二人で、とあるライブに行ってきました。
詳細は伏せますが、はじめて生で拝見した部類のライブであり、なかなかのインパクトでした。
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私が死ぬまでに体験したいと思うライブは、残るところ、宝塚だけになりました。
なかなか行く機会がなく、とはいえハードルが高すぎて腰が引けつつもいつかは行きたいなと思っています。
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冒頭のライブを見て、自分自身のあり方や今後のキャリアについて色々と考えさせられました。
エンタメという舞台の中で、とにかくやりきっているライブを見た際に個人的に格好いいなと思ったんですね。
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生き方もそうですし、見た目もそうですが、大きな刺激を受けました。
自分とは違う世界で戦っていたり、結果を残そうとしている方々を見ていると、大いに思索が進みます。
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こうした新しいものを体験したり、見たりする時は、素直に見ることと、下手にわかった気にならないようにすることが大事だと思うようになりました。
何でも偉そうにわかった気になると、気分はいいかもしれません。
が、そうなってしまうと、思考停止してしまうことにもなります。
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「残心」という言葉がありますが、剣道などで技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態をいいます。
つまり、刀で切って倒した相手がいつ立ち上がってくるかわからない、と油断することを諫めている言葉です。
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これと同じで、せっかくの新しい学びでも、慢心して決めつけてしまうとそれ以上の学びはありませんし、思考停止に陥ってしまう。
年齢を経てくることで、経験が増えてきて、類推してわかることも増えてきます。
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だからこそ、「残心」が大事なんだと思います。
自分がわかったと思っていることは、表面的な思い込みや決めつけであり、実はわかっていないのではないか。
そのように自分自身に問うことがより深い学びや思索につながるのではないでしょうか。
わかった気にならず、思索を深め続ける姿勢を持ちたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・何かを学ぶ時、分かったような態度をとることは成長を阻害する。
・自分がわかったと思っていることは、表面的な思い込みや決めつけであり、実はわかっていないのではないかと「残心」を持ち続けることが重要である。