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No.575|肩書きのイメージの変化
2024年8月1日 No.575
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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昨日は、1on1が2件でした。
昔、在籍されていた会社の裏側のお話や、今後のビジネス展開をお伺いでき、大変有意義な時間となりました。
Oさん、Mさん、ありがとうございました!
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昨日の1on1や以前実施した1on1でも話に上ったのですが、今日は「コンサル」という言葉がもつイメージについてです。
私は元々、大前研一さんの「考える技術」という著作を学生時代に読んで、コンサルという言葉を知りました。
そのため、私の中では、コンサルの最高峰=大前研一であり、コンサルという言葉に比較的プラスのイメージを持っています。
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とはいえ、ネガティブに捉えられる言葉だということも認識はしていました。
・昔、コンサルを入れたけど、それで内部がぐちゃぐちゃになったから、コンサルが嫌い
・コンサルは自分の飯を食うために提案してるだけで、都合が悪くなったら逃げる
・コンサルは、上から目線で偉そうで不愉快
・コンサルは高級派遣業、高級文房具
などはよく聞く話ですし、対面で言われたこともあります。
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とはいえ、私なりにTheコンサルの大前研一さんしかり、コンサルとはこうあるべき、という理想を持って生きてきたのですが、どうもここ数年、コンサルという言葉の持つイメージが急激に変わってきた気がします。
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大手コンサルによってコンサルになる人が増加したためか、昔からのコンサルの悪行が蓄積されてきたのか、時代が変わって1人のコンサルではどうにもならないからか、原因はわかりませんが、ネガティブな面が際立っているようです。
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そういう意味でいうと、売春が援助交際になり、パパ活になる。
単なる浮気がセカンドパートナーとなる。
そんな感じで、コンサルという言葉を使わずに別の言葉を使うことも必要かもしれないなと思ってます。
例えが悪すぎますがw
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前職のすごいコンサルだった方が、コンサルではなく、ビジネスプロデューサーと名乗ってましたが、理解できてきました。
自分というものを定義する際にコンサルと思ってるのか、ビジネスプロデューサーと思ってるのかで、セルフイメージが違います。
し、相手が受け取るイメージも全然異なります。
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言葉が持つ意味やイメージは人によって異なります。
自分がその言葉に持っている意味やイメージと、相手が持つ意味やイメージは異なっているもの。
そして、ややこしいのはそれがいつの間にか乖離し続けること。
結果、私の場合はかなり乖離してたんですよね。
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ズレていないかについては点検し続ける、同業者がそうだからという理由で、その肩書きを名乗り続けるのは、思考停止していると言えますね。
なんも考えずにコンサル名乗ってるって、コンサルやのに思考停止してるやん、それ!
と自戒を込めて。
うーん、なんて名乗ろかな。
夏休みの宿題にします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
今日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・コンサルという言葉が持つイメージがネガティブな言葉になってきている。
・中身は同じでも言葉で自分のセルフイメージが変わり、他者が抱くイメージも変わる。
・使っている言葉の定義が変わってきていないか、特に名乗る際の肩書きについては敏感でありたいもの。