No.710|締めの挨拶の技術
2024年12月14日 No.710
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、仕事のあるセミナーで最後から2番目のコメントを任されました。
当たり障りもないコメントで、無難にこなすこともできたのですが、せっかくなので、参加されているメンバーの行動が変わるようにと、メッセージを伝えました。
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司会をしていた同じ会社のメンバー(会計士)からは、コメント後に「少々辛めのコメントもありましたが⋯」といった感じで最後の締めの方に当てていましたが、箸にも棒にもかからない、つまんないコメントをして茶を濁すのは避けたいと思ったので、良かったんではないかと考えてます。
個人的には、現時点の自分では伝えたいことは伝えられたと思ってます。
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注意したのが、1つ目が事業実施をしているいわば主賓を立てること、2つ目が参加者が気づいていない視点で気づきを与えること、3つ目がもっとうまく自分たちを使ってくださいということでした。
セミナーとか勉強会の場面での最後のまとめを行うのは、前職の先輩(上司)からコツを教わったので、できるようにはなってきてます。
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話は変わって、昨日、ある勉強会の忘年会があったのですが、最後の締めで尊敬する方が挨拶されていたのですが、さすがだなと思いました。
その場にふさわしい言葉として主賓を立てられており、もう、100点だなって思って、ひとり感動してました。
単に褒めるだけじゃないんですよね、いかに自然に主賓にとって望ましい話をすることができるか。
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自分が話をするとしたら?と考えてみていましたが、セミナーは締められても、忘年会とかの締めをするにはまだまだなレベルです。
やはり、すごい方がなぜすごいのかがよくわかります。
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その場で自分が何を求められているか、何をすればよいかを理解し、対応すること。
言葉で言うと簡単ですが、今回の件でアンテナは立ったので、締めの挨拶される場合は注目していきたいなと思います。
皆さんはこの人の締めはすごいと思う人はおられますか?
おられるなら、なぜすごいのかを一度考えてみると、自分が行うときの良い準備になると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「めんどくさければGO!」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・締めの挨拶を任された時の対応は、その人の考え・価値観が現れるものである。
・上手な対応をしている事例を見つつ、レベルアップを図っていきたいもの。