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No.367|書くことによる記憶の定着
2024年1月6日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.367
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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デジタル化によって、物事はずいぶん楽になりました。
私が新卒で入社した2008年当時は、すでにパワーポイントで報告書を作成していましたが、officeの登場より前は手書きで報告書やセミナー資料を作成していたと聞いたときは、信じられない気持ちになったものです。
ちょっとした書き直しとかで、どんだけ徹夜してたんやろって。
超アナログであり、デジタル化されていないため、複製が大変だっただろうなと思います。
さしあたり、ビデオテープのダビングと同じ感じでしょうか。
今は、そうしたこともなく、デジタルデータは複製が容易であり、メールで簡単にデータを送付することができます。
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良いことがある反面、悪いこともあります。
こうした時代になじんだからこそでしょうか。
最近、まったく字を書かなくなっています。
宅配便の受け取りやクレジットカードを使用した際にたまに署名するくらい。
しかし、これでよいのか、と最近思ってきました。
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物事の覚え方や定着させるやり方は、人によって違います。
人によっては、目で見る回数が大事だ、とか、いやいや手で書く回数が大事だ、とか、音読しながら声に出すことが大事だ、とか、それぞれ覚えやすいやり方があります。
いずれにせよ共通するのは、何らか身体を使い、定着させていく行為だと言えます。
しかし、そのやり方が自分に合っていないこともあるかもしれません。
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というのも、私は高校時代、テスト前日にルーズリーフに手書きで重要なところを書き写してまとめていました。
テスト前日の一夜漬けのため、相当「気を入れながら」作成し、作成後はテスト開始直前まで何度も見返すというやり方を取っていました。
しかし、今では、デジタルの文字を「見る」だけで、「書く」という行為は一切行わなくなっています。
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こうして考えると、覚えたいこと、例えば、自分にとって編み込みたい言葉や戒めというものについては、「手で書いてまとめて、何度も繰り返し見ることが大事」かもしれないな、と思います。
これから覚える力が抜群に良くなりそうな気もしませんので、身体を使うことにより、編み込みが進むような気もしています。
そもそも、記憶力が長けた10代の時ですら、見ただけでは覚えられなかったことを素直に認める必要があります。
皆様は、書くという行為は大事にされていますでしょうか。
案外、書いて見ると記憶が定着しやすくなる以外にも、普段とは違う発想も湧いてくるかもしれません。
一度、学びのあり方について、見直してみるのも一案かもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「完璧主義より完了主義」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!
●本日のまとめ
・覚えたり、編み込んだりしたいことについては、五感をフルに活用することが大事である。
・特に楽をしようとして、見て覚えようとするが、それが記憶力に長けていた時代でも難しかった事実を踏まえたうえで、自分の能力を過信してはならない。