No.21|「課題」がわからないのが「課題」になっていないか?
2023年1月27日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.21
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■課題がわからないのに解決しようがない
中長期の経営計画の策定をお手伝いしているクライアントと打ち合わせをしているときに、クライアントの方がおっしゃった言葉。
「うちのメンバーに、自分が所属する部署の業務の課題は何ですか?と聞いたときに、何も答えられないのが課題ですね…」
各部署の中堅どころに集まってもらい、中長期の経営計画策定プロセスに参画してもらうことになりました。
そこで、自分の部署の取組の課題を検討してもらったところ、全く意見が出てこない方とある程度出てくる方に分かれたとのこと。
それを踏まえて、おっしゃったのが上の言葉。
施策立案する基礎的な筋肉が足りていない、とお悩みでした。
この話を聞き、以下の方に分かれるんだろうなと感じました。
普段から課題を考えて、その課題解決の手法は何か?まで考えて動いている方
普段は課題について考える時間や機会がないが、時間や機会さえあれば課題を考えることができる方
考える時間や機会があっても課題を考えられない方
に分かれます。
クライアントの組織では、この3に位置する方が多いとおっしゃっていたように感じました。
私が以前、一般職だったとき、ある上司から言われたのが「クライアントのこの業務における課題って何なの?」ということ。
私は即答できませんでした。
与えられるタスクを日々行っているだけで、課題を考えていなかったのです。
質問されて答えられない状況に自分としても驚きでした。
■課題を考えることができる工夫を
これは個人としても同様です。
普段から、自分の抱える現在の課題は一体何かを考える時間を取っていなければ、課題は何かがわからずに毎日過ごしているということ。
どこに課題があり、何を行うのかを見直しし、その課題を意識した打ち手を行っていく
これができないと、変化変容することはできないと言えます。
あなたは今の自分の課題は何か答えられますか?
答えられない場合は、
②考える能力やスキルはあるが機会や時間がない
③考える能力やスキルがない
のいずれか。
③なら人に手伝ってもらうか、考えるスキルや方法を学ぶ。
②なら定期的に課題は何かを棚卸したり、考えてみる時間を持ってみると良いと思います。
明日もハイかYESか喜んでで、わからないからやってみるでいきます!
●本日のまとめ
課題は何かを自身に問うたときに、すぐに答えられなければ課題を解決することなんてできない
普段から、課題は何かを考える時間や習慣を持つようにしてみることで変化・変容を実現することができる
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