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近所のセブンイレブンはいつからあったのか


人生で初めて行ったコンビニは「スリーエフ」だった気がする。

小学生か中学生の頃だったと思う。あの頃は、コンビニが今のように身近な存在ではなかったから、初めて足を踏み入れたときはどこか特別な気持ちになった。確か、父の運転する車で初めて寄ったセブンイレブンがその記憶の中で印象的だ。

そのセブンイレブンでは、店員さんがコーンにアイスを乗せてくれるスタイルで、アイスを販売していて、当時はそれが新鮮に感じられた。もちろん、それだけではなく、その時初めて食べたチョコミントアイスがとにかく美味しくて。あの爽やかなミントの風味と、チョコの絶妙なバランスに衝撃を受けて、それ以来ずっとチョコミントが大好きになった。

そして、高校生になると、学校の近くに山崎デイリーストアがオープンした。放課後、友達と一緒に寄って、よくホットスナックを食べていた。中でも「肉じゃがコロッケ」が好きで、外はサクサク、中はほっくりとした肉じゃがの具材が美味しくて、学校帰りの楽しみだった。あの時、コンビニで食べる温かいコロッケがすごく特別な感じがして、他の何にも変えがたい味わいだった。

それに加えて、学校近くの自販機で売っていた「HI-Cライト オレンジ」も毎日のように飲んでいた。あのちょうどいい甘さと微炭酸が、放課後の疲れを癒してくれる感じで。毎日飲んでいたから、今でもその味を思い出すと、あの頃の懐かしい気持ちがよみがえる。

今では、家の近くにもセブンイレブンやローソンがいくつもできて、コンビニはすっかり私の生活の一部になっているけれど、初めて行ったセブンイレブンがどのくらい前から営業していたのか、ふと気になったりする。公式サイトを見ても、店舗番号などは記載がなく、そういった情報を調べる人は少ないのだろうけれど、少し気になる。

振り返ってみると、コンビニは私の成長とともに存在し続け、あの時の小さな出来事が今も大切な思い出として心に残っている。あの頃は、ちょっとしたことで驚き、喜び、そして美味しいものを楽しんでいた日々が懐かしくて、今でもその感覚を大事にしている。

今後も、コンビニという存在が私の生活の中で、何気ない日常を少しだけ特別なものにしてくれることを、楽しみにしている。


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