Google Maps for SDKをCocoapodsでインストールする
こんにちは、モバイルアプリ開発にGoogleの地図を表示したく奮闘しているTamaです。
XcodeにはPackage Dependenciesというメニューからパッケージを取り込めるのですが、この方法の取り込み方だとうまくいかないことがありcocoapodsでインストールする方法を紹介します。
余談:Terminal初めて使う時ってうわ!エンジニアっぽいっと思う反面、私PC壊さない?!これやっていいの!?って不安になりますよね。
Cocoapodとは
ポッドとよく呼ばれるらしいcocoapodはSwift及びObjective-Cのライブラリ管理を簡単にするためのツールとのこと。
エレガントにプロジェクトをスケールするって抽象的すぎてちょっとついていけない。。。
自分は手動かしながら学んでいくタイプなんでとりあえずいいツールだという理解で次に進みます
Rubyを最新にアップデート
cocoapodsはRubyで開発されたものらしく、一定のバージョンより高いものがcocoapodsの利用には必要みたいです。
私がcocoapodsをインストールしようとすると(後述)、Rubyアップデートせえや!ってターミナルに怒られたので、アップデートします。
まずHomebrewをインストールされたことがない方は以下を実行しHomebrewをインストール (MacOSのフリーソフトウェアとかをインストールしてくれるツール)
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
Rubyのアップデート方法は色々あるみたいですが、一番シンプルに最新バージョンにアップデートできるやつを実行
brew install ruby
Rubyへのパスを確認する
which ruby
上記でパスが/user/bin/rubyであればパスをアップデートする (このパスなのは昔のデフォルトのパスで、今はこのパスだとRubyなどのパッケージマネージャーのツールが上手くいかないらしい)
echo 'export PATH="/opt/homebrew/opt/ruby/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc # Use ~/.bashrc if on Bash
もう一回which rubyを実行してパスが以下のようになっていればOK
/opt/homebrew/opt/ruby/bin/ruby
/usr/local/bin/ruby
Cocoapodsをインストールする
以下をターミナルで実行
brew install cocoapods
XcodeのプロジェクトにGoogle Map SDKをインストールする
Xcodeのプロジェクトのファイル配下に移動
cd /path/to/your/project
pod fileがなければ作る (作った覚えないので作る)
pod init
作成したpodファイルを以下を追記しファイルを保存 (※18.0はXcodeのGeneralのメニューからMinimam DeploymentのiOSと同じかそれより最新のものに設定します。また「YourAppName」はXcodeのプロジェクトと同じにしてください)
platform :ios, '18.0'
use_frameworks!
target 'YourAppName' do
pod 'GoogleMaps'
pod 'GooglePlaces'
end
ターミナルで以下を実行する (なるほどpodファイルで記載したパッケージをこのコマンドでインストールするんやな、、)
pod install
XcodeでMap SDK使う準備
これだけだと地図を表示するのはうまくいかず以下の手順を踏みました。
Xcodeプロジェクトが開いた状態であれば一旦閉じて、同じプロジェクトファイル内にある.xcworkspaceファイルを開く (これでpodとプロジェクトがリンクされるとのこと)
Xcodeのプロジェクト配下にPods/GoogleMaps またはGooglePlacesが作成できていればインストールできているかと思います
次の記事ではGoogleの特定の位置を表示する、を実装してみます!