コンヴィヴィアルとひとり
2022年美術館〆(と言っても2件目)、
ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展へ行きました。
この展示の存在を知ったのは、地域の情報誌か何か。
もともと食をテーマにした展示に惹かれがちで、公式HPを開いてみたところ、コンヴィヴィアルの概念に一目惚れ。摂取せねばならない養分の気配を感じたので、年内駆け込みで行ってきました。
展示は、コーヒーやジャム、サンドウィッチといったムーミンたちの生活に欠かせない食べ物を切り口に、食を通じて仲間たちが繋がっている様子が紡がれていて。
ムーミンの本ってちゃんと読んだことがないのだけど、言われてみれば、パッと思い浮かぶイメージにはどこかしら"食卓"的な雰囲気があったかもしれない。
個性豊かな面々が、おんなじ食べ物を囲みながら自由に共生している穏やかな時間の流れは、今の自分が目指している生活スタイルに近いかなと思ったりなんだりしていてある考えに行き着いた。
自分がなんとなく抱いてきた、結婚したい理由の答えってもしかしてここにある?
わたしは、1人で遊ぶのが結構得意で、どこへ行くのでも1人で特に困らない。
それでも、美味しい食べ物の大皿や瓶のお酒、大きな缶入りのお菓子に遠く離れたお蕎麦屋さんだったり、"おいしい"感情をいつでもわけっこできる絶対的パートナーがいたら、人生はもっと楽しいだろうな〜といった漠然とした憧れはここ数年強まる一方で…。
コンヴィヴィアルはひとりじゃむずかしい。
ってことで、コンヴィヴィアルの概念を共有できるような相手と家族になって、おばあちゃんになるまで過ごしていけたら幸せだろうなぁ、実現できないか来年はちょっと本気で頑張ってみようかなぁなんて心に決めた土曜日。
ムーミンママ手作りサンドウィッチを包んだ紙に、それぞれの具材がメモしてある話がいちばん印象的だったかな。来年の春にはたくさんおにぎりを握って、具材をメモしたマステを貼って、ピクニックに行くのも楽しそう。
それと、今後読みたい本リストの中にムーミンも入れておかなきゃと思ったのでした。
今後、全国の美術館も巡回するみたいなので、
気になるお友達がいたらぜひ。
見出し画像は今日出会った至高の一皿。
ほな、まったな👋🏻
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