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Power BI 入門と並走する日々

なぜPower BIが必要なのか?

ご無沙汰しています。転職してから、4か月。やっとチームメンバーとの1 on 1も一通り終わって、落ち着きました。なんせ、会社がバタバタしている中で入社したので、落ち着いたという表現があっているのかどうかわかりませんが。まとまってきたというのが正しいのかな?
私の勤める、「電力小売り事業」に必要なデータとして、一番扱いづらいのは、みなさんのお宅についている使用量を測るメータの個体識別番号といえばいいのでしょうか、『供給地点特定番号』という23桁の「0から始まる」地点番号の扱いです。
参考までに東京電力エナジーパートナー様のサンプルの検針票の図を掲載しておきます。

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左の一番上にある「地点番号」というものが、電力会社を移るときに必要です。ほかにも必要な項目はありますが、今回は宣伝ではないので、割愛。
データを扱う人はお分かりになると思いますが、「0」で始まる文字列の読み取りに苦労した方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

Power Queryからやってみる

複数のExcelやCSVのデータがあります。その中でお客様のデータがあります。一つにはご住所など個人情報、一つはメータ(計器)の情報、さらに請求の情報など。データベースの知識がある程度必要ですが、あるお客様がお引越しをされて、別のお客様が同じ計器を使われる場合に前のお客様と切り離さないといけないので、個人情報とメータ(計器)の情報は1:1ではありません。お客様がお引越しをされて、次の地方のメータ(計器)を使われる場合があるのでこちらも1:1ではありません。さらに引っ越し前の請求がありますので、こちらも未請求があってはいけません。
通常の店舗のような「売掛」、「買掛」の整理や顧客番号の要件定義が難しい職種ともいえます。
そこで!救世主となるのが、Power Queryでみんな大好きVLOOKUPをできるだけ排除し、毎日更新されるデータを「更新」ぽちっとな!でできるようにするファイルをできるだけ作っていくことを注力していきます。

ExcelとPower BIの違い

もちろん行数の限界というのもあります。Excelはブックの作成目的が一つなので(私見です)画面に見える一画面で同じデータソースを使ったときに、「じゃ、このデータに〇〇のカラムをつけて」、「このデータに東京電力管内の方はどれくらいの%が~」。ピボットテーブルやVLOOKUPで引っ張ってくるとか、もともとのデータソースから追加するとか?フォルダごと読み込んでいたら、結構めんどくさい。そして、データが大きくなりますね。
Power BIの場合作ったビジュアルをコピーして次のシートにフィールド足してフィルタを確認して、ビジュアル整えて終わりという場合もよくあります。(間違った使い方していたらすみませーーーん!)

今チームに伝えていること

SQLだけできても、それはサーバに入っているデータを取り出すだけしかできないので、Power BIやPower Queryで他のベンダーから来たExcelデータも取り込んで分析できるようにしてほしいと伝えています。そして私は今一度この本を読んで、Power BIという製品を熟知し、「データの構造」、「成型」、「オペレーションサイドからの正しいレポートの発信」というものをチーム全体ができるようにサポートし、ビジネスの中心として彼女たちと頑張っていこうと思います。

最近リビングで寝落ちすることが多いので、まずはPCを新調したので、やるぞ!やるぞ!やるぞーーー!!!

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