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大きな存在により、薄まる存在

私は私なのだけれど、出産を境に”今まで色々なコンプレックスに捕らわれていた自分”からひとつ脱皮している気がする。

おそらく息子という、自分にとって絶対守らなければならばい、もしかしたら自分の命よりも大事かもしれない存在が誕生したせいだ。”息子”の存在が大きすぎてきっと今まで気にしていたアレコレがどうでもよくなりつつあるのだ。

私が成長したわけではない。まだ過去と乖離したわけではない。いまは自分で何もできない小さな息子の世話に気を取られているだけ。細かく説明するといまの私は一時的に日ごろ気にしていた様々なことに、一時的に蓋をしているだけ。だから息子が個人として私から離れる時、私自身の問題としてまたぶり返す可能性があると思う。でも私は出産、息子という偉大な存在を得た期に確実に過去のコンプレックスにまみれた自分とはおさらばしたい所存。きっとできる。(コンプレックスは書くと長く、しかも脱線してしまいそうな話題なので割愛)

話を戻します。
そもそも、大きな存在に薄れてどうでもよくなってしまうアレコレなどそもそも不要な存在です。だから息子と比較した時たいしたことない全ての事柄(過去のコンプレックス等)は全て無き事にして構わない。私は十分、過去について考えてきた。だから過去を無駄に扱うわけではない。過去しか無かった私に息子が引導を渡してくれた。

きっと私は今後どんどん過去を振り返らなくなっていくと思います。それは寂しいことではなく、過去を確実に自分の糧として消化出来る“成長”だと信じている。

以上…最近、自分自身に感じたこと。


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