見出し画像

阿部共実が好きでたまらない

昨日は慣れないワインなんぞをたくさん飲む会で酔っ払ってnote書けないどころか寝坊しまくりだった。。。

今日は日中取材続きだったんだけど、自分ってこんなに今やっていることに興味なかったのか…と愕然とするくらい食指が動かなかった。なんに興味があるんだろうな自分は、なんて寂しいことを思っていた帰りだけど、「ほんとにあった呪いのビデオ 84」とマンガを数冊読んで持ち直した。

ほん呪は、夏の長編シリーズがなんとも陳腐な仕掛けでしかなくて「その程度では、もう何も思わんよ…」というのが素直な感想。人を呪わば穴二つってねぇ…。自分自身、ほん呪はレンタルで観るというポリシーなのだけど一応リンクを貼っておきます。

今日読んだマンガは以下3点。

「ギャルと恐竜(2)」(原作:森もり子/漫画・漫画原作:トミムラコタ)

「夫のちんぽが入らない(3)」(原作:こだま/漫画・漫画原作:ゴトウユキコ)

「潮が舞い子が舞い(1)」(阿部共実)

どれも素晴らしかったんだけど、特に「潮が舞い子が舞い」は、「月曜日の友達」以降、さらに洗練されまくっている印象の阿部共実センチメンタル節が要所要所に置かれた青春コメディで文句なしでした。

幼馴染キャラ2人が本巻数ページに渡って語り合う、学生の抱える「将来の不安・希望」が眩しさもありつつ、そこを通過した「大人」の視点も確かに存在する文脈で美しく描かれています。

悲しみと寂しさが含まれたエンタメです。めちゃくちゃいつも惹かれています、阿部共実作品に。


Webの編集者をやっております。