【川崎市多摩区100人カイギ】運営ノウハウVol.5「プレゼンの質」
全国の100人カイギファンのみなさま、こんにちは。
川崎市多摩区100人カイギが勝手に発信する、「100人カイギ運営ノウハウ」のマガジンです。
今回のVol.5は、プレゼンの質がテーマです。前回のVol.4 登壇者決めとも関連するので、ぜひ併せて読んでください。(*`・ω・´)ノヨロシクッ
サマリー(プレゼンの質)
プレゼンの質とは
100人カイギのプレゼンの質は「想い」で決まります。
登壇者に想いを語ってもらえるかどうか。これは登壇者の技術というよりは、運営者側の技術です。プレゼンの質つまり100人カイギの質は、半分以上を運営者が握っています。(`・ω・´)ゝカシコマリ
最初の登壇依頼の時から一貫して、想いを語る場だということを繰り返し伝えることが重要だと思います。しかし、想いを語ってほしいと頼んでも、想いを語れる人はほとんどいません。自分の活動に熱量がある人ほど、活動の内容を知ってほしいという気持ちがあるため、何をやっているかという活動紹介・事業紹介になってしまうのが一因だと思います。
「想い」を語ってもらうということは、「何を」やっているかではなく「なぜ」やっているのかを語ってもらうこととイコールです。「"なぜ"を語ってください」と伝えると登壇者の方もプレゼンを作りやすいと思います。(o´∪゚)ナァゼ?
プレゼンという言葉を使いましたが、プレゼンは一方的な情報の伝達というイメージが強いですね。100人カイギのイメージとしては「共話」が近いかと思います。共話というのは、語り手が聞き手と一緒に作っていくものです。登壇者の想いがないと、一方通行のプレゼンテーションに成り下がります。
フォローのアプローチ
では、具体的にどのようにして想いを語ってもらうのか。どのように登壇者をフォローすれば良いのか。
アプローチとしては個別フォローと全体フォローの2つがあります。
個別フォローは1(運営)対 1(登壇者)、全体フォローはN(運営)対 N(登壇者)のフォローのこと。
個別フォローが最重要で、全体フォローはおまけくらいのイメージで挑むのが良いと思います。
個別フォロー
個別フォローの具体例として、私たちのケースを紹介します。
■登壇依頼
まず、登壇依頼をするファーストコンタクト。この時点から「想い」を伝える場であることをインプットしていくことが大事だと思います。
その際には、登壇依頼のフォーマット(定型文)を準備しておくのが良いと思います。あなたの「想い」が聞きたいんだという定型文です。運営メンバー間での伝え方のバラツキも小さくなります。回を重ねて慣れてきたあたりから、定型文を自分の言葉に置き換えていけば良いと思います。
■個別相談
次に、運営メンバーが積極的に相談に乗る姿勢を見せることが必要になります。先にも述べた通り、「想い」を語ってくれと頼んでも「想い」を語れる人はほとんどいません。なので、実際にプレゼン資料を見てフィードバックをしてあげることが重要になります。
とはいえ、全員を同じようにフォローすることはできません。個別相談はしたくない人もいます。なので、相談に乗る窓口は開いておきつつ、個人的に応援したい登壇者さんを中心に、状況確認の連絡を何度も入れることが有効だと思います。(・o・)ゝモシモーシ
全体フォロー
次に全体フォローの方法です。全体フォローは運営からの情報連絡がメインです。ただし、伝えたことが伝わったことにはならないので要注意です。
■LINEグループ
私たちの場合は、登壇者限定のLINEグループを作っています。このLINEグループには、過去の登壇者さんも基本的に全員入っています(抜けるのは任意)。
このグループで伝えるているのはこのような情報です。
①100人カイギの開催意図(想いを語ろう)
②資料作成補助(スライド作成の注意点)
③相談受付(ゆる説明会情報など)
④広報画像の共有
また、おなじLINEグループに過去の登壇者さんも入っているので、応援メッセージが届くこともあります。(๑•̀o•́๑)۶ ファイト!
■プレゼン作成ガイド
「想い」を語ってもらうための、プレゼン作成ガイドを共有しています。どうしたら「想い」が表現できるのか、見やすいスライドを作るにはどうしたらいいかの解説です。
また、上記にも添付していますが、資料フォーマットの共有も行なっています。フォーマット通りに資料を作ってくださいということではなく、作成を補助するためのガイドとして共有しています。
■ゆる説明会
100人カイギの開催意図や資料作成のサポートをするための、ゆる説明会を開催しています。不定期開催で、来れる方だけ・参加したい方だけしてくださいという形のゆるい説明会です。
最後に。プレゼンの質を決めるのは運営者のあなたです。これも運営側の楽しみシロですね! (*ノˊᗜˋ*)ノワーイ
次回に続きます!またね!
(ムラケン)