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【川崎市多摩区100人カイギ】運営ノウハウVol.10「懇親会」
全国の100人カイギファンのみなさま、こんにちは。
川崎市多摩区100人カイギが勝手に発信する、「100人カイギ運営ノウハウ」のマガジンです。
今回のVol.10は、懇親会がテーマです。私たちが懇親会をどのように設計し開催しているのかを解説します。(๑ •̀ω•́)۶レッツゴー
サマリー(懇親会)
懇親会は基本的に登壇者さんのお店で行うようにしています。これにより街の魅力を発見し、参加者同士のゆるい繋がりを広げることを目指しています。運営方法はシステマチックな方法で手間を省き、開催形式は固定化せずに色々試しながら少しずつブラッシュアップしていきましょう。
懇親会は何のため?
私たち多摩区100人カイギのコンセプトは「まちをカフェ化する」こと。まちの中に楽しい場所・いつもの場所が増えていくことは、このコンセプトを実現していくことでもあります。懇親会の会場がそのような場所になっていくと良いなという思いもあり、懇親会を開催しています。٩(。˃ ᵕ ˂ )وイェーィ♪
開催にあたってのこだわりは、懇親会会場をなるべく「登壇者さんのお店」で開催することです。(ちなみに、飲食店の方を優先して登壇者を選んでいるわけではありません。結果的に登壇候補として上がってきた飲食店の方を、各回にばらけさせる工夫はしています。)
なぜ登壇者さんのお店で開催するのか。「想い」を語ってくれた登壇者さんは、あのお店の「店員さん」ではなくなり「たまちゃん」というように特定の個人になります。個人としての繋がりが街の中にひろがっていくと、無意識のうちに安心感が醸成されていくように思います。「理由はわからんけどなんだか楽しいまちだな!」という言語化不可能な楽しさが芽生えていきます。それはきっと、個人間のつながりに支えられた安心感が作り出しているものだと思います。100人カイギというものはきっと安心感を作り出す秘密兵器なんです。(*´д`)ホッ
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運営の方法
懇親会の準備(会場手配やチケット販売など)にかかる労力は、出来るだけ軽くしたいです。そのために、開催までの準備を出来るだけシステマチックにしましょう。
■会場の確保
前述の通り、懇親会会場は登壇者さんの中に飲食店関係者の方がいれば、その方のお店で開催しています。開催の打診をするのは、登壇者決めとほぼ同時です。登壇者さんの中に飲食店の方がいなければ、過去の登壇者さんのお店を再び使用することもあります。
■金額設定
運営の煩雑さを抑えるため、毎回定額で設定しています。お店の方には、その金額で対応可能なものをご提供いただいています。
■チケット販売
チケットの販売方法について。100人カイギの参加チケット販売時に、懇親会参加チケットも同時販売しています。販売ツールはPeatixを使用しています。ただし、懇親会チケットだけを買う人が出てこないように、販売サイトなどに注意書きなどの対策が必要です。('ω'乂)カナラズ!
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会場の設計
会場の設計(規模や形式など)は、固定化せずに色々と試してみるのが良いと思います。
■規模
人数規模は都度変えて開催しています。会場は大きければ大きいほどよいというわけではありません。大人数の会場にすると、多くの方に参加の機会を提供することができますが、コミュニケーションの密度は比較的薄くなる可能性があります。一方で少人数の会場にすると、コミュニケーションの密度は濃くなる一方で、参加の機会を減らすことになってしまいます。
懇親会の規模を大きくし過ぎると、運営側のキャパも圧迫することがあります。大事なことは適切なサイズで最後までやり続けることだと思います。あくまでも100人カイギ自体が主役なので、懇親会で疲弊しないように気をつけましょう。()´д`()ゲッソリ
■立食か着席か
立食か着席かについても、懇親会設計の大事な要素です。
立食の良いところは、多くの人ととの交流ができること、人数を増やしやすいこと(狭い会場でも人数を増やせる)などがあります。一方で着席の良いところは、ゆっくり落ち着いて話ができること、料理がより楽しめること、食べ物が残りにくいことなどがあるかと思います。ただし、着席であっても、席替えをするなどで交流の機会を増やす工夫はできます。(∩´∀`)∩ワーイ
私たちのこれまでの反省点として、お店のサイズを超えた人数を集客してしまうことがありました。たくさんの方の参加リクエストに答えた結果ではあったんですが、それが本当に良いことだったかというと、そうではない面もあったように思います。無理をすると、見えないところに皺寄せがいってしまいます。コミュニケーションや食事を楽しめる場をきちんと作れているか、都度チェックしながら少しずつブラッシュアップしていくのが良いと思います。
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それでは、次回に続きます!(*´︶`*)ノ"マタネ
(ムラケン)