【川崎市多摩区100人カイギ】運営ノウハウVol.9「オンライン配信」
全国の100人カイギファンのみなさま、こんにちは。
川崎市多摩区100人カイギが勝手に発信する、「100人カイギ運営ノウハウ」のマガジンです。
今回のVol.9は、オンライン配信がテーマです。解説の前提として、私たちはオフライン(以下、対面形式)とオンラインのハイブリッドで開催しています。その上で、配信の意義やその具体的なやり方を解説します。φ(・ω・`)メモメモ
サマリー(オンライン配信)
オンライン配信は何のため?
100人カイギの価値は、緩やかなつながりを作っていくことにあります。これは各地域共通した価値だと思います。つながりを作る上で、対面形式とオンラインを比較すると、圧倒的に対面形式に軍配が上がります。オンラインでもその場はいくらか楽しく話ができたとしても、そこから繋がりを作って後日会うことにつながったことのある人は少ないでしょう。コロナ禍でオンライン開催を余儀なくされた地域も多く、大変な苦労があったと想像されます。ヾ(・・;)ノタイヘンダァ
では、対面形式が再び可能になったいま、オンライン配信は何のためにやるのでしょうか。私たちの場合、オンラインチケットは対面形式のチケットが売り切れた後に売れ始めます(販売は同時開始)。そのためオンラインチケットは主に「会場参加チケットが売り切れてしまい仕方なくオンラインで参加する人」に買って頂いているようです。つまり、「会場に入りきれない人も話を聞けるようにする」ということが私たちがオンライン配信をやる目的になっています。(,,・ω・,,)ワォ
そのほかにも、「会場に行く時間の都合がつかないけど話を聞きたい人」や「話を聞きたいけど(まだ)交流に抵抗がある人」などもチケットを買ってくださっていると思いますが、これは意外と少数派のようです。
オンライン配信の開始タイミング
オンライン配信(ハイブリッド)をやることを考えていいても、無理に第1回目から実施する必要はないと思います。( ´-ω-)σムリシナイ
会場を楽しい場にすることに注力し軌道に乗った後に、補助的にハイブリッドを始めていくのが良いと思います。「話を聞きたいけど(まだ)交流に抵抗がある人」などへの配慮はいきなり最初からやる必要はありません。とはいえ、物理的な制約の多い地域もあるかと思いますので、ニーズに応じた対応は必要かと思います。
オンライン配信のやり方
具体的なやり方について、ファシリテーターとシステムの2つについて解説します。
■オンラインのファシリテーター
私たちの場合、オンライン上のファシリテーターは置いていません。配信担当が連絡事項や音声などの不具合対応をチャット上で行うだけです。オンライン配信を開始した当初は、オンラインファシリも設定して交流することをやってみたこともありました。しかし、オンラインで顔を出したくない人が多いという参加者側の理由と、会場の音声とオンラインの音声が混じって会場からのファシリテーションが困難という運営側の理由があり、取りやめることにしました。やり方を工夫すれば可能ではありますが、ハイブリッドにおけるオンラインは補助的な役割と割り切って、ファシリテーション付きの交流は実施しないやり方を採用することにしました。(^_^)エヘヘ
■配信システム
オンライン配信は、①登壇者、②司会者、③配信者の3者で作ります。私たちの場合は、配信にZoomを使用しています。その他、使用する機器を挙げてそれぞれ説明します。
①登壇者
・ピンマイク(A)…登壇者の声を配信用PC(ピンマイクレシーバーあり)へ飛ばす。会場用マイクとは別にオンライン配信用のピンマイクを使用する。ピンマイクはこちらを使用してます↓
②司会者
・ピンマイク(B)…司会者の声を配信用PC(ピンマイクレシーバーあり)へ飛ばす。会場用マイクとは別にオンライン配信用のピンマイクを使用する。
・投影用PC…Zoomに入り投影スライドを画面共有する。会場では、このPCからプロジェクターに接続してスクリーンに投影する。
③配信者
・配信用PC…オンライン配信のホストとなり、会場の音声と映像を配信する。
・ピンマイクレシーバー …登壇者ピンマイク(A)と司会者ピンマイク(B)の音声を拾う。配信用PCの外部マイクとして使用。
・カメラ or スマホ…登壇者の顔を映す。配信用PCの外部カメラとして使用。
それでは、次回に続きます!(*´︶`*)ノ"マタネ
(ムラケン)