パチ屋で起きたほっこり話

ゼロモ狙いで番長を打っていたら、5つくらい席が離れているおじいちゃんがぼくの方にきて
「7が見えないので目押ししてほしいんです」
と言ってきた。

おじいちゃんの隣にもその隣にもお客さんはいるのになぜ自分に…?
とは思ったけれど、別に減るものでもないので快諾。
番長は7を狙わなくても内部的には揃っている旨を伝えるが、案の定わからない様子…

(なぜかBB中の7を狙え限定。)


第一リールに7が止まっただけで「おぉ〜!」と声を出すおじいちゃん。

かわいい。


その時は運良く揃い、おじいちゃんから拝むように手を合わせてお礼を言われ、ちょっと嬉しくなりにやにやする俺氏。

その後おじいちゃんはライジング入れたりで出玉伸ばしまくり、

ボーナスの度に呼ばれて目押しをするが、7が揃わなくてもしっかりお礼をしてくるおじいちゃん。

かわいい。


5回目の目押しの時、オーラがレインボーで7揃い確定状態だったので
ドヤ顔で
「これ揃いますよ、今から揃えますね」
といいシュパパパっと揃えると

「あなたが神か?」と言わんばかりの表情でお礼を言ってくるおじいちゃん。


かわいい。


そしてなにかお礼がしたいと。

正直ビタしたわけでもないし、なんの労力も使っていないので
「いらないですよ、気にしないでください!」
と答える。


するとおじいちゃん
「こんなにお世話してくれてるんだから、そういうわけにはいないよ。現金でいい…?🥺」


!?!?


「おじいちゃん、現金は良くないよ!それだったらコーヒー買ってくれたら嬉しいです。」

と伝えると店員さんを呼び出し、この人にコーヒー持ってきてあげて と。

社長が秘書を使うように店員さんを使ったおじいちゃん。
そんなおじいちゃんからコーヒーをいただいたという

ほっこりするお話でした。













おじいちゃん、コーヒー返すからやっぱり現金で41,695円ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?