034 日記 母のうざったい愛
ついに先日、正産期に入ったのですが。
本来的にはおそらく1ヶ月くらい前には準備すべき、入院準備をやっと今日済ませた。ひとあんしん。
いつ生まれてきてもいいぜ!と言いたいところだけど、とりあえず4月以降でお願いね、とお腹に向かって語りかける毎日です。
実家に戻ってきてもうすぐ1ヶ月近く経つのだけれど、大学進学を機に実家を出て以来、社会人1年目にちょっと実家に帰ってはきていたものの、超久しぶりにずうっと実家にいる生活。
最初はどうしたもんかと思っていたけれど、最近ようやく慣れてきた。
そしてお母さんの、なんとも言えない世話焼きが、くすぐったい。
ほんと、“うざったい愛“といった感じで、なんと言って良いのやら。
「体重が増えすぎたから蒟蒻ダイエットでもしなきゃ・・・」といえば、その日の夕方にはさりげなく冷蔵庫に蒟蒻そうめんが入っていて。
「この麦茶いつもと違う?なんかおいしい」とつぶやけば、気づいたら冷蔵庫にはその麦茶が常備されていて。
子どもの頃は気づかなかったけれど、きっと、こんなふうにいつも気にかけてくれていたんだろうなあ。
母の愛ってほんとうに偉大だよなあ、と月並みのことばを唱えずにはいられない。
お母さんへ感謝が募る一方で、自分は我が子にどれだけのことをしてやれるのだろう、と不安も募らせてしまう。
わたしなりに、出来ることをやるまでなのだけれど。
お母さんと同じようには、もしかしたらできないかもしれないけれど。
それでも。
わたしがお母さんからもらった愛情を、我が子にも感じてもらいたいな。
できるかな。