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命拾いした経験について
ここ続けて漫画の話をしていたのでガラリと趣向を変えて今日は「命拾いした経験」についてお話をしたいと思います。少し大袈裟な表現かも知れませんがお付き合いください。
私の簡単なプロフですが48歳、170cm、90kgのメタボで酒は毎晩晩酌をするくらい好きでよく食べます。健康面で唯一と言ってまともなのは「産まれてこのかた一本のタバコも吸った事がない」というくらい超不健康男です。
そんな私がこれまでに命拾いしたなぁと思える体験談を簡単に書きますので何かのご参考になれば幸いです。
まず一つ目は大腸ポリープです。大阪から西明石に転勤した後くらいだったので15、16年前です。つまり私は30歳を過ぎたばかりでした。
「血便が出た」とかならわかりやすいのですが私の場合は「とにかく下腹部にこれまで感じた事のない違和感を感じた」のがきっかけです。
痛みではなく、単なる違和感です。違和感って本人にしかわからないから伝えづらい。
触診されたり、エコーを撮ったりしましたが特に異常はなく、それでも私が粘り強く違和感を訴えるものだから大腸内視鏡検査をする事になりました。結果、大きなポリープが5個見つかりました。良性だったのでポリープですがこれがほっておくと悪性になり、癌となるわけです。医者から言われたのは「気付かずに放置していたら大腸癌になって40歳くらいで手遅れになっていたはず」と言われ、それ以上に「よくその違和感をアピールし続けましたね」と意味不明な褒められ方をしました笑笑
ちなみにそれ以降は2年に一度は大腸内視鏡検査をしていますし、時々小さなポリープが見つかります。
ここで大切なポイントです。
自分の身体のアラームは自分にしか感じ取れません。少しでも違和感を感じたらとにかく徹底的に検査する事。一番ダメなのは勝手に「大した事ない」と我慢する事です。実際に私の知人も「偏頭痛が続くようになった」と言いながらロキソニンで誤魔化し続けて結果的には40歳手前でクモ膜下で亡くなりました。
二つ目は睡眠時無呼吸症候群です。以前から「寝ている時に呼吸がハンパなく止まっている」と家族に言われてましたが特に症状があるわけでもなかったし、まだあまりメジャーな病気でもなかったので放置してました。
そんなある時、大学時代の友人が我が家に出張ついでに宿泊しました。会食も終えて寝る時に彼は見たこともない機械をセットし始めましたので詳しく聞くとその数ヶ月前に突然、心筋梗塞で倒れたとの事で幸い軽いものであったのと周りにヒトがいたのですぐに救急車をよんだ事で大事には至らなかったそうです。彼もわたし同様にメタボ体型で色々と検査したところ、最大の要因は睡眠時無呼吸症候群だと診断されそれ以降は専用の機械を用いているとの事でした。その話を聞いて私は「虫の感」とでも言うのでしょうか、すぐに検査をしました。
結果は重度の睡眠時無呼吸症候群と診断され、友人と同じ機械を用いる事になり、はや12年になります。睡眠時無呼吸症候群は単なるイビキではありません。酸素不足で脳にも心臓にも大きな負担を与え続けます。実際私も高血圧で薬を飲んでいましたがそれでも上が150、下は100くらいでしたのが機械を用いるようになってからは120の80と薬の効果が如実に現れるようになりました。
※そもそも肥満は万病のもとなのでまず、痩せろ!なんですけどね笑笑
またまた大切なポイントです。
周りの方の意見や状況を自分ごととして真剣に受け入れてみる。私の場合、友人が我が家に泊まる事がなければもしかしたら放置していて今頃、脳や心臓の病気になっていたかも知れません。私の良いところと言うより、根本的にビビりなのですぐに検査するという習慣があります。これに助けられていると思います。
以上、長文&乱文にお付き合い頂きありがとうございました!