
Fate/stay night Heaven's Feel 2章 lost butterfly - 1.12.2019
観てきたー。
朝9時からの舞台挨拶のライブビューイング付き。そう、複製サイン入りポスター欲しさゆえのオタクムーブというやつだ……。
とりま一言でまとめると、1章以上に展開のアップダウンが激しくて疲れた=充実していた。あっという間だった。
1章鑑賞前には、FGOからEXTRA入った自分は「ディーン版全話とufotable版UBWの0〜1話は観とくべし」という予習道場の教えを愚直に守り臨んだので問題なしだった。
けど今回、いざ鑑賞前になってまた別の予習いるのかどうかという不安が浮かぶも、結果まったくの杞憂。
以下原作桜ルート未プレイ勢のネタバレ含む感想
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士桜
士桜ルートということで、2人の関係の掘り下げがどうなっていくかと思ってたら、一線を越えるまでいってた。
ここは18禁ゲーという原作の出自どうこうの話だけではなく、そのシーンの中での会話で2人のキャラクターが格段に濃厚・濃密になって、士桜の世界に入り込める。
扇情的で切ない場面をここまで描ききった製作の情熱に心打たれた。震えた。
テンション
前章で我らがセイバーは影に飲まれ(?)たため、日常パートにいないのだけれど、それだけで結構不安。士郎を(ほぼ)無条件に守ってくれる存在がいないから。
士郎と桜だけの空間は、ザワザワして居心地が悪いというか…...。
その場面で何も起こっていなくても終始不安なんだよなぁ。だがそれがいい。
緊張感がキープされているので、すごく良かった。
唐突に洋画に例えると「セブン」や「ミミック」のような、なにか裏ではヤバいことが進行してるけど把握できない、あの感じがね。すごく...そう...良かったんや(語彙力)。
戦闘
・バーサーカー VS セイバーオルタ
すごいんだけどあれもう森が滅びるわ。オルタ魔力底なしか。てかあれは影(桜)から供給されてるのかな。
やりすぎ感あったけど、あのパートはあれで一応「抜き」な場面として機能していた。どんよりした話の中で、あの派手さが一つのカタルシス的な。
・無銘 VS 真アサシン
それと並行して真アサと戦う無銘、かっこよすぎた。ちょっと泣きそうになった。無銘好きなのもあって、ベスト戦闘オブザイヤーですよ。
CMで必死な形相の無銘のカットがあって、「このシーン絶対熱いやん...」と期待していたら予想以上で。
凛の悲壮、焦燥感じる「アーチャー!」が響いた。てか、弓凛勢はもれなく座に還ったやろあんなん……。
・桜 VS ギル
今作に漂う不穏な雰囲気がピークに達して爆発した場面だったと思う。一番ホラーでグロテスクで、英雄王もかっこよくて、感情が渋滞起こすわ。混沌とした名場面だった。
各キャラのこととか
・ライダー
魔眼も発動したし、戦闘以外の出番も増えて、かっこキレイ怖かわいかった。経験値さんの気持ちも分かるというもの......。
最後に桜に使われた令呪の命令、気になるなぁ。さすがに来年までには今プレイ中のRealta Nuaで一足先にネタバレ(?)を自ら体験するだろうけど。
・ギルガメッシュ & 言峰綺礼
2章はギルというか関さんの声がもはや安心感というか、聞くとホッとした。それでも英雄王ならなんとかしてくれる…的な笑
神父も出番は少なかったけど、こちらもジョージさんの声で安心感あり。
・イリヤ
イリヤは、このルートでは頼り甲斐ある存在になっていると感じた。出番も増えたし、かわいいし。
切嗣の話も絡んできて、軽く感動。
そういえばリズとセラはどこへ......?
・大河
切嗣がイリヤを探しに出かける回想の場面の大河(若)かわいい。UBWで大河が切嗣のお墓参りに行っていた場面を思い出してしんみりした。桜との会話もすごくグッと来た。
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とりあえず1回観ての感想だけど、あまりにも映画本編が感情のジェットコースター過ぎたし、舞台挨拶とAimer生(中継)歌もあったので俺の海馬も大脳皮質も限界だ......。
物販列できてたからスルーしたけどパンフとかも買わないとなー。1章の時同様、後日通販あるだろうからそれ待ちでもいいんだけど。
しかしすぐ2回目、とは到底思えない内容だった...最低3、4日は消化する時間がいるわ。