コミュニティを活性化するNFTサービスの「T&T」、最新バージョン「Sirius」を公開
Tales & Tokens(T&T)は、2024年2月29日、コミュニティを活性化するNFTサービスを構築するためのプラットフォームの最新バージョン「Sirius」を公開しました。https://www.ttt.games/
Community Activation Gearとして
T&Tは、NFTを使うことによって持続可能性・透明性・相互運用性の高いサービス(NFT as a Service)を構築するためのプラットフォームです。ブロックチェーンの特性をいかしてシステムの維持にかかるコストを最小化・分散化させられるため、小さく始めて長く続けるプロジェクトに向いています。
特に、ゲームやメンバーシップなどのコミュニティにおいて、参加者の活動や貢献を具体的なトークンとして発行・所有できるため、参加者の積極的な参加を促し、コミュニティを活性化させる道具として使うことができます。
T&T(Sirius)の特徴
T&Tは、NFT as a Serviceの実現のために、①ユーザーが編集可能なNFTの制作機能、②ユーザーの行動を記録するチェックイン機能、③多彩な特典を表現するユーティリティ機能、④NFTサービスを簡単に操作できる共通ウェブアプリを提供しています。
加えて今回は、「プロジェクト運営者向けの管理画面」と、「他サービスで発行済のNFTにチェックイン等の機能を加えるAdapter機能」を追加しました。「thirdweb」をはじめとするNFTサービスで発行されたNFTにも、T&T独自の機能を付加することができます(テクニカルホワイトペーパーによる技術詳細)。
これにより、コミュニティの管理者は、参加者の活動や貢献を可視化するイベントを簡単に作成することができます。すでに発行済のNFTにも、後付けでユーティリティを付け加えられるのもポイントです。
事例紹介「テクノエッジアルファ」
T&Tの新しい利用事例として、「テクノエッジ」の会員制コミュニティ「テクノエッジアルファ」のメンバーシップカードとして採用されることが先日発表されました。
コミュニティメンバーは、テクノエッジの活動状況に応じて、NFT制のメンバーシップカードの見た目を自分好みのアートにカスタマイズできるようになっています。入手方法やユーティリティの詳細はテクノエッジからの発表をお待ちください。
T&Tのその他の導入事例については、T&Tの公式サイトをご覧ください。
料金プランの公開
T&Tでは、以下の図のような料金プランも発表いたしました。
NFTをデータベースのように利用してサービスを構築するプラットフォームとして、これらの料金には、通常はブロックチェーンの書き込みの際にオーナーやユーザーが負担するガス代も含まれています。
なお、T&Tが現在までに対応しているチェーンは次の通りです。また、リリースにあたってはテストネットを用いた確認環境もご提供しています。
Ethereum
Polygon
OASYS / TCGVerse
Astar Network
今後の予定
私たちは、今回のマイルストーンを「Community Activation Gear」、次の開発のマイルストーンを「A New World Builder」と呼び、管理画面をさらに使いやすく、拡張性の高いものにした次期バージョンの開発に取り組んでいます。
次期バージョンでは、直感的なWYSIWYGのインターフェースでブロックチェーンを使ったサービス設計が行えるようになり、さらに多くの人が簡単に使えるようになります。さらに、生成AI等のサービスとも連携できる機能を提供することで、より発展的なサービスを構築できる方法も提供する予定です。
T&Tは、今後もプロジェクト運営者のアイデアを刺激するプラットフォームを提供してまいります。
お問い合わせ・資料請求
T&Tに関するお問い合わせや資料請求は、以下のフォームやDiscordからご連絡ください。
お問い合わせフォーム
Discordの「#雑談&質問」チャンネル
T&T 公式サイト
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?