MLMビジネスで成功した話(1)
(第一話)
私はかつて、MLM(ネットワークビジネス)にハマりました。
その会社は、アロマオイルや自然な香りのシャンプーなどの日用品、サプリメントなどを売っている会社です。
アロマや自然な香りのものが大好きなので、6年ほど夢中になってやっていて、日本のサラリーマンの平均年収は楽に超えるほどの稼ぎをコンスタントに得られるようにもなりました。
しかし今はそのビジネス活動は辞めてます。
MLMビジネスをやることになったキッカケ
この記事では、私がなぜMLMビジネスにハマっていったのかを思い起こして書いてみることで、MLMビジネスに関わる方やMLMビジネスとはどんなものかを知りたい方の参考になればと思います。
MLMビジネスは、日本ではよくマルチ商法と言われて大多数の人からは敬遠されるビジネスですね。
私もマルチはヤバい、関わるな!という考えを長年持ち続けていました。
それは過去にアメリカでホームパーティと言いつつマルチの勧誘を受けたことが数回あり、ホームパーティではなくプレゼンテーションだったという騙された形だったのでやっぱりマルチか〜と印象を悪く持っていたからです。
なので最初、アップラインにビジネスに誘われた時に思ったことは、「私にはできない」でした。
理由は、友達とか知り合いを勧誘し続けるということに大きな抵抗があったからです。
これってほとんどの人が最初に抵抗を感じることですよね。
私も周りの友達を誘ったり、売るために人脈を増やしたり、その人たちに商品をお勧めして売ったりすることは苦手だなぁと思ったわけです。
ただ、もしかしたら私にはそういうビジネスもできるのではないか?というかすかな好奇心のような気持ちもありました。
それはなぜかと言うと、実は過去に仕事としてのセールス経験があったからです。
だから売ること自体はわりと抵抗がなくて、良いもので自分も気にいっているモノなら売れるだろうという自信はありました。
でも問題は、MLMビジネスというところでした。
まずネットワークビジネスだと自分の評判が落ちて、友達から嫌われるだろうなぁという想像をしました。
そんな私がなぜこのビジネスをやる気になったのか?
きっかけはよく会う友人にアロマ製品のことを少しだけ話してみたことからでした。
その時はビジネスまでは全く考えてなくて、ただ単に「これいいよ〜」と軽く勧めてみただけのことでした。
すると、その友達は興味を示しました。
でもその時に、その友人に会員になってもらって購入するように勧めることはできませんでした。
なぜなら、会員になって買えば?と即座に勧めたら、あなたが儲けるために勧めてるのね!と思われて嫌われるのではないかと不安になったからです。
しかも、その友達は中でも私のいちばん大好きな友達だったからなのです。
でもその友達は私が見せたアロマの製品に興味は持っていたし、それを使ってくれたら彼女の悩みが解決するかもしれないと私は純粋に思っていました。
なので私はとても慎重にその友達にその後アプローチしました。
大好きな友人に嫌われてしまうかもしれない
彼女にその製品の話を詳しくする前に、私はとても慎重になりました。
なぜなら私自身が過去に他の友人からネットワークビジネスの会に誘われたときに、かなり嫌な思いをしたことが記憶に新しかったのです。
だから私もそんな風に思われて、嫌われり避けられたりしたらどうしようと不安に思っていたわけです。
でもその友人は、製品には興味があるようでした。
私は意を決して、その友人にメールを送りました。
「この間見せた〇〇会社のアロマ、とくにPMSに効果があるのを気に入ってくれたみたいだったよね。もしそのオイル買いたかったらどうやって購入できるかについて話したいんだけどまだ興味ある?」という短い内容でした。
すると、「興味あるから家に来てくれる?」という嬉しいお返事でした。
「ラッキー!」
私は安堵とともに、とても嬉しかった気持ちを今でもはっきり覚えています。
なぜならそのメールを送る前は、あんな短い内容なのに何度も書き換えてはこれで大丈夫か?気分を害すようなことはないか?とドキドキしながら考えて送ったものだったからなのです。
変なアプローチの仕方をしたら嫌われる。と知っていたし。
こういうビジネスは、何の要件で会いたいのかを明確に友人に言わずに人を騙すように時間をとってはいけないということを知っていたからでした。
とりあえず、友人は私から話を聞くために時間をとってくれて、家にまで招待してくれました。
私は嬉しい反面、まだドキドキしながら彼女の家に行き、アロマを購入するなら会員になるといいよ!という話を切り出しました。
そして会員登録をしてもらうことになったのです。
大切な友人にMLMの製品をお勧めするとき、どんなことに気をつけたら嫌われないか?
大切な人間関係を壊さないようにする超大事なポイントを第2話で書きました。
<第2話へつづく>
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