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HSS型HSPの私が敏感性に対して工夫していること


敏感性を持っているという認識がなかったこれまで

HSS型HSPの性格解説サイトや個人の方のnoteを読むのが好きです。自分が認知できていなかったもやもやについて書かれているので、自分のことを知ることができるからです。HSS型HSPの文脈において見かけるのが「敏感性からくる生きづらさを持つ」という特徴ですが、私は当事者であるため物心ついた時から日々感じ悩んできたことについて、ほとんど悩むことがない人がいる可能性について知った時は驚きと同時に羨ましさを感じました。音等のその場の状況や人の感情を敏感に感じ取り反応することで疲れやすいという特徴について、今は少しずつですが自分なりの工夫をすることで対処できるようになっています。

刺激になりやすい対象には近づかない

刺激に対して敏感に反応してしまうため、そもそも刺激物?には近づかないようにしています。

  • テレビやニュースサイト、SNSは見ない
    ニュースについては、犯罪や経済懸念、芸能人のゴシップのいずれにしろ、私の日々の暮らしに直接関係しない割に負の感情を引き起こすので見るメリットがありません。SNSはLINE以外していません。(全ての情報をシャットダウンしているので、少し仙人化してしまうのがデメリット)

  • 人間関係は好きな人とだけ構築する
    私の人間関係は「好きな人」と「それ以外」です。「好きな人」とは積極的に関係を持ちますし、良好でいるために努力をします。でも、「それ以外の人」たちとは必要最低限しか関わりません。また、「嫌い」という強い負の感情は持ちたくないので、苦手、嫌いになりそうと感じた時点でその人とは関わらないようにして人間関係の外側に置くようにしています。

  • 人が多いところに行かない、住まない
    人が多いところはそれだけ苦手に感じる人や音、光景が多かったりします。そのため、都内に住んでいるもののなるべくターミナル駅である新宿渋谷池袋には行かないようにしています。都内で好きな場所は、東京駅の丸の内側、立川の北口あたり、押上あたりです。

  • ストーリー性のある作品は鑑賞しない
    小説、漫画、映画、ドラマ、アニメ等は見ないようにしています。こういった芸術作品は大体鑑賞者の感情を揺さぶることを目的として制作されるため、とても刺激が強く見終わった後にどっと疲れますし、内容によっては1-2日感情を引きずってしまいます。ストーリー性のないビジネス書や新書、ラジオ、音楽が娯楽となっています。

鈍感力を身に付ける

鈍感力は身に付けられると思います。全ての刺激に対しては難しいですが、刺激に対する受け取り方を工夫することができると考えています。
例えば、嫌みなことを言ってくる人に対しては、「この人は人間として成長できてないんだな。自分の言動で人に嫌な気持ちを与えている、自分の存在が周囲のマイナスになっていることに気づけていないなんて憐れだなあ。」と思うようにしています。なるべく憐れむのがポイントです。私の性格が悪いでしょうか。

睡眠時間を十分にとる

刺激を受けないように工夫しても、日々の暮らしでどうしても刺激は受けます。やはりダメージを受けHPが下がった状態になりやすいので睡眠で回復します。夜の22-23時には寝て、朝の7-8時くらいに起きるので8時間程度を確保しています。単純に寝るのが好きというのもありますが・・・

まとめ

HSS型HSPがもつ敏感性に対しては、そもそも刺激を避ける、刺激に対する対応能力を上げる、刺激によるダメージを回復する の三本仕立てで対処できます。

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