タスクとメモの統合ツールとしてのアウトライナー（あるいは現代的な「手帳」）

そろそろ年末が視野に入ってきたからというわけでもないのですが、最近「手帳」についてあらためて考えています。メモアプリ、ノートアプリ、タスク管理アプリとかではない「手帳」って、いいなあと思うのです。

タスクはメモ、メモはタスク

覚えておきたいことや、考えたことなどをさっと書きとめることを「メモ」といいます。メモは取っただけでは完結しません。取ったメモに対しては、なんらかの行動が必要です（何もしない、メモを廃棄する、なども含めて）。忘れがちですが、メモは行動するために取るのです。

もちろん、不要になるメモはたくさんありますが、それらも「不要」という判断（という行動）をすることではじめてメモとしての役割が完結します。その意味で、メモはタスクの一種です。

逆にタスク（リスト）やToDo（リスト）は、「やること」を忘れないように書きとめ、場合によってはそり位置づけや順番を管理するためのものです。つまり「やること」についてのメモです。

メモはタスクの一種であり、タスクはメモの一種です。だからこそ、タスク管理ツールとメモツールは一体である方が合理的だと思います。