京都モダン建築祭#2回目参加
ちょうど1年前、京都移住直後だったこともあり、改めて京都の街の魅力を知っておこうと京都モダン建築祭に参加した。
そして、迷うことなく参加した第二回。前回とはまた違ったラインナップや、日々京都で生活していて「この建築、中に入ってみたい!」と思ったことのある建物や、もっと知りたい!と思った場所にも参加でき、良い記念となった。
今月は神戸でもあるらしい。(神戸も魅力的な建築ばかり・・・来年は神戸参加かな。)
今年の参加記録ということで、備忘として残しておこうと思う。
11/4 今原町家→晴明神社→be京都→堀川団地→郭巨山会所→本願寺伝道院→龍谷大学
元々、京都モダン建築祭は京セラ美術館での催し物がきっかけとなっているというから驚きだった。そんな経緯で街を巻き込んだイベントって開催されることになるのね。素晴らしい取り組みだと思う。
11/11 京大・尊攘堂→島津製作所創業記念資料館→TSUGU京都三条(日本生命京都三条ビル旧棟)→東本願寺工事現場見学→視聴覚ホール→顕正会館→龍谷ミュージアム→元・淳風小学校
土曜日はご近所の京大からスタート。途中、みちのくの仏との出会いも楽しみながら、あっという間に1日が過ぎた。
初の展示だったらしい。去年のモダン建築祭ではなかった、導線でのふとした出会いやアートとの会合が設計されているのかなと、なぜか運営目線で見てしまった。(作品は非常に良かった。)
11/12 国際会館→毎日新聞社京都支局→京都府立医科大学本部棟→京セラ美術館
二日目はペースを落としつつも、欲張りに朝から電車移動も織り交ぜて。
最後のトークイベントでは美術館の可能性について、まさに業界の中心人物から聞ける非常に貴重な機会だった。一市民としては、こうした機会から得られる刺激は何にも代えがたく、ただ楽しいだけではなく、多くの気付きや、示唆や、人生を豊かにする次の興味へのヒントをもらえる。
インターネットでも、現実社会でもない、偶然の出会いや学び。美術館は「原っぱ」のようなものだ、という話もあったが、現代では「原っぱ」自体がほとんど存在しない。東京にいたときは少なくともその存在を感じることはなかった。でも、京都には原っぱがある。いつまで京都に住めるか分からないが、どん欲に今後も吸収していきたい。
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