【音楽雑記#71】KANA-BOON
毎年この時期になると年賀状を書くのが、日課になっているが、これまで色んなシチュエーションで、年賀状を書きながら1年を振り返ってきた。職場で書いていたこともあったし、北向き・極寒のワンルームで向き合った年もあった。東京に戻る新幹線の中で書いていた年もあったし、年末、友人を待つ喫茶店の中で書いていたこともあったな・・・年末の慌ただしい風景が今も脳裏に蘇る。今年は、近所のコメダ珈琲で年賀状を書いた。年々、枚数は減っているが、今年は誰から届くだろうか。まだ、やり取りは続くのだろうか。来年はどこで何を考えながら書いているのだろうか。相手から返信が来なくなったら辞める方針で続けているが、いつまで続けられるだろうか。
社会人スタートが関西だったこともあり、関西在住の方も宛先にいる。宛先は思い入れがある土地ばかりだ。お客様も、付き合いの長い友人も、ライブハウスで出会った人もいる。中には、もう10年以上会っていない方もいる。それでも、細々とやり取りだけ続いていることがちょっと新鮮で、心がほっこりする。人生で初めて契約に至ったお客様とは、弟さんが同じ名前、ということで意気投合してやり取りがスタート。今では子供が3人もいるらしい。最初の配属でお世話になった部長や上司も年賀状をくれる。今やそれぞれ、役員や子会社社長になっている。時代が変われば立場も変わり、経験も変わる。自分も、全く違う仕事と、経験をさせてもらっている。パートナーも出来た。本当に10年経ったのだなあ。
今はSNSがあるので、周りの友人とは、いつでもどこでもつながっている感じだが、昔は年賀状でつながっているのが当たり前だったのかもしれない。そんな昔ながらの感覚も、令和の今の時代に、ちょっと楽しめるのは、もしかしたら貴重な体験なのかもしれない。レトロブームが続いているし、平成レトロ、なんて言葉も今年は耳にした。そんな世の中だから、いつか再び「年賀状ブーム」が来るかもしれない。その時は、今、年賀状を送り合っているメンバーと楽しめると良いな。
▼思い出
関西で働いているときに好きなり、当時、車で近場を周りながらチラシをポストインしまくってたときに、彼らがよく通っていたライブハウスを見に行ったのも良い思い出だ。間近で、夢を叶えて大きくなっていき、日本の音楽シーンを駆け抜けていく彼らが眩しかった。色々な感情を彼らの楽曲に重ねた。
▼今、ライブで聞きたい曲
一体、何人の人がこの楽曲に自分の想いを重ねたのだろう?日本のロックシーンに残る名曲だと思う。今日は、KANA-BOONのこれまでの楽曲に浸って、残りの時間を過ごそう。
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