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【音楽雑記#7】MUCC(ムック)

所属している企業の制度で書籍補助があるので毎月活用させてもらっており、ふと目に止まったこの書籍を買ってみたのだが、最近、新たな「習慣」を身につけることに興味が向いているので非常に参考になった。

とくに一撃必殺の技が書いてあるわけではないが、現代人がついやってしまう「ながら行為」「マルチタスク推進」に関して、かなり疑問符を投げかけてくれる元僧侶の書籍。わかり易い言葉で説得力があり、読みやすい。

まずこれを読んで真っ先に改善を試みているのが「目の前のタスクに集中する」ということである。「え、それ当たり前やろ?やってないの?」って感じかもしれないが、まじで難しい。でも、これを心がけるだけで日々の些細なトラブルや、ちょっとした印象の悪さなどはかなり減らせる。

オンラインで人と話していて「この人、多分話聞かずに、ブラウザでなんか見ているんだろうな~」ってなんとなく分かってしまうし、タブレット操作しながらのパートナーとの会話もトラブルの元だし、洗濯や掃除も「なにかしながら」やると、クオリティが落ち、かえって二度手間が増えたり、以前注意されたことを繰り返してしまう。最近、虫歯の治療が終わったが「歯磨き」という思考すら、自分は「歯磨き」に集中していないことに気づいて、絶望した。(歯磨きしながら、仕事のこと考えたり、このあと何しようか、とかふと考えてしまっているのだ。)朝、ランニングしていても、仕事のことを考えてしまう。その行為自体に集中できない。いつから、そんな人間になってしまったのだろう。。。色々考えさせられる。変化のキッカケと、ここで考え方を改め、新たな習慣を手に入れたいと思ったのでした。

▼好きになったキッカケ

音楽雑記の前段が長くなったがw今日はムックに向き合ってみる。ヴィジュアル系にどっぷりな高校生活を送り、MERRYが好きになっていたので、MUCCにたどり着かないわけはなかった。(この辺の流れは省略・・・w)

その後、無事、大学に進学して、初めて出来た彼女が、ムックが大好きだった。彼女のことを好きになると同時に、ムックのことも好きになっていった。どう振り返ってもこれしかない。バンドの歴史から、メンバーの面白さ、いかにミヤくんがかっこいいか(素晴らしいか)初めて遠征も一緒に行った。その後、別れてしまったけど、ムックのことは好きであり、いつの間にか、1人でライブにどんどん行くようになっていた。バンド好きの間では、あるあるの話だ。どっかのバンドが昔「女性ファンは彼氏を必ず連れてきてくれ。その彼氏は最初は嫉妬するかもしれないが、そのうち、俺らを好きになり、別れてからも足繁く通ってくれるようになるw」と言っていたのを覚えているが、まさにそのパターンだ。

▼思い出

それにしても、思い出深いバンドである。社会人になって、初めて一人暮らしした街を出るタイミングで、その街にあったライブハウスにも来てくれて、タイミング的に運命を感じたし、前職の先輩と「元カノがムック超好きで、俺もムック好きだから、聞いてるとよく怒られるんだよな~」とかって話をキッカケにとても仲良くなれたり、全国各地いろいろなところに連れて行ってくれた。

ムックのファンは他ジャンルの音楽やバンドに偏見がなく平和な人が多く、他のバンドとも交流が多数。ヴィジュアル系は知らないけど、ムックは知っている、というような人も時代と共に増えていき、会社のカラオケでもよく歌った。(その後、マイナーなムックの曲とか入れてドン引きされていたのも良い思い出だw)

▼今、1番スキな曲

そんなバンドも大きな変化を迎え、3人体制になった。SATOちの脱退は、コロナもあって伸びに伸び、ファンとしては、気持ちの整理もつけやすかったかもしれない。人生は続く。

なんとなく感傷に浸りながら、この曲ばかり聞いてしまう。SATOちもこんな良い曲作れるのかー!ムックは奥深い!!!とか、それっぽい感想を持っていたが、テンション上がるし、本当に良い曲だ。早く、3人体制のムックも見に行きたいな。

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