地域複業の未来に向けてーYOBOZE!リリース
こんにちは柳澤です。長野県佐久市さんとのお仕事で、「YOBOZE!-地域複業最前線」をリリースさせていただきました。呼ぼうぜ!を掛け声に、複業人材を呼んで、佐久地域企業の課題解決やチャレンジに挑戦していただくための、プラットフォームです。
佐久市も、ご多分に漏れず、若者流出・労働力減少と言われている地域です。一方、人口は「自然減」で減っていますが、転出よりも転入が多く「社会増」なので、明るい未来が描ける土壌は十分あるのです。実際に、30代40代の東京圏でバリバリ活躍しているクリエイティブ層の移住者・二拠点居住者・関係人口が増えているなど、明るい兆しもあります。
しかし、僕も運営スタッフをしているワークテラス佐久の利用者の皆さまもそうなのですが、佐久に来ているそういう人達は、ほぼほぼ東京圏や他の地域の仕事をしていたりします。
単価の高い東京から稼ぐというのは経済合理的には当たり前ですが、せっかく地域に来ているのに、そのスキルをもって地域の課題解決や事業創出に関わってもらわないのは、非常にもったいないと思うわけです。
いま、日本全国で行政の移住施策や関係人口創出の施策が行われていますが、KPI(目標)が移住者の「数」だったり、お問い合わせ「数」だったりします。もちろん、人の「数」が増えれば住民税が入ったりや地価が上がって固定資産税が増えたりはするわけですが、せいぜいそれだけの話。都市経営的には、住民税や固定資産税だけでは、移住施策やシティプロモーションで投下した資本(税金)や役所の人件費を回収できないと思います。
なので、本質的に目標にすべきは、「地域に来た人にどれだけ地域に関わってもらえるか。具体的にはどれだけ複業で地域の事業を立ち上げるか、地域の事業者に関わってもらえるか」だと思います。そして、そこの関わりしろを行政や地域の人や企業が創れるか、が最も重要だと思います。
「YOBOZE!」は、そこにド直球に向き合うために立ち上げています。地域の事業者にとって、複業人材を活用することが経営にプラスになることはもちろんですし、この取り組みに参加すること自体が、「複業」という未来の働き方を積極的に受け入れている佐久地域の姿、地域の明るい未来を創ること、そのものに直結する話だと思っています。
余談だけど大事な話なのですが、YOBOZE!のプロジェクト自体も、ジェイアール東日本企画としての僕がディレクションさせていただきながら、企画・運営・クリエイティブまで、全てミレニアル世代の佐久移住者(個性豊かなメンバー!)の「複業」によって成り立っています。こんなことができるポテンシャルのある地域は、なかなかないと思っています。
今年度のモデル事業者は公募で大進建設さんに決定いたしましたが、来年度も継続してプロジェクトを行う予定です。
今まではひっそりとやっていたのですが、リリースを契機に、今後、規模の大小を問わず色々な企業・事業者の経営者さんのお話が聞ければと思います。
少しでもこの話に興味がございましたら、いつでもお声がけください。また、考えが合いそうな良い経営者さんがいたらご紹介ください。
ー 佐久に複業人材呼ぼうぜ!
ワクワクするパラレルワークができる佐久地域の未来のために、応援よろしくお願いいたします!
プレスリリースはこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000041458.html
YOBOZE!事業者向けサイトはこちら↓
https://www.yoboze.jp/
募集中の複業人材(大進建設さん)はこちら↓
https://www.skill-shift.com/jobs/8053?page=1
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