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京都印度化・画像美麗化大作戦
週末は2年ぶりに再開した大阪怪獣談話室へ。相変わらずの雰囲気の中、ワイワイと過ごしました。
そして毎度おなじみ、京都みなみ会館で開催中の妖怪特撮映画祭。見たい作品の時間が合えばなるべく見ようとしていましたが、ついに今週でそれもおしまい。だけど、来週からは4k平成ガメラがやってくるので、今月いっぱいは大映特撮映画を楽しめるのです。
そして先日の日曜日、『釈迦』上映前のトークイベントに参加させていただきました。60年前の映画のトーク? 今回は主催であるKADOKAWAの五影雅和氏をお招きし、4k修復を中心に今回の映画祭のことを語ってもらおうという趣旨なのでした。
登壇するいつもの二人。ちなみに当日きていたシャツはのプリントは、釈迦如来を示す梵字でした。
そして五影氏を招いての本番。キャスト社藤村氏の巧みな話術で引き出される4k修復のお話に、当時の大映京都スタッフがいかにすごいのか、そして今後のお話等々、いつものように脱線しながらもトークは滞りなく終了しました。
そして『釈迦』本編上映。4kではないもののデジタル修復された美麗画像がスクリーンで甦り、長丁場を感じさせません。釈迦の生涯とともに、アクション、スペクタクル、感動、エロスという映画の面白そうな要素をぶち込んだ超大作。よく考えれば、オール日本人キャスト、日本ロケでインド映画を作ったようなものです。福知山に作られた第オープンセットはまさに圧巻。それによくゾウを連れてきたな、とか、変なところも気になってしまいました。70ミリ上映ということで、画面の隅々にまで気を抜いていない力の入れっぷり。この映画のみならず大映京都の作品はセット、小道具キャストに至るまでどれも本物指向、リアルさを基調に置いているので、どれだけ画質が向上しようとも決して見劣りしない絵作りを行っていたのです。
週末からずきずきと奥歯が痛んでいたのですが、それも忘れるほどの内容のトークと映画、そして帰宅してから思い出したように、再び歯痛がぶり返してきたのでした。