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家族でクアラルンプール旅行に行ってみたらマジで穴場だった、マレーシアの交通費とホテルが安い理由、現地の治安と衛生(トイレ、、、)のレポート、移住のリアル お金持ち編ほか

// 2019年12月10日
// 家族でクアラルンプール旅行に行ってみたらマジで穴場だった
// マレーシアの交通費とホテルが安い理由
// 現地の治安と衛生(トイレ、、、)のレポート
// 英語はどの程度、通じるのか(あるいは通じないのか)
// 移住のリアル お金持ち編 (どんなビジネスをして、子供の教育費はいくらで、何をして遊んでいるか等)
(移住のリアルは有料です)

こんにちは。土屋拓也(つちや たくや)です。
先月、家族でマレーシアのクアラルンプールに行ってきました。フライトは約7時間半と少し遠いのですが、現地に行ってみると子連れでも安心して楽しめる穴場だとわかりました。

なんといってもホテルと交通費が安いのが最高です。滞在コストが安いので、けっこう豪遊出来ますね。国民の平均年齢も27才と若く(日本の平均は46才)、今後どんどん発展していので、訪れる度に街の景色が変わっていくでしょう。なので、いまのうちから行っておかないと損です。今後の発展が楽しみですね。

クアラルンプールは11月だというのに気温30度近くあったので、AirBnbで借りたタワマンの屋上のプールや、ホテルのプールに入っておりました。ああいうのは常夏のクアラルンプールならではの贅沢で、日本では夏しか入ることができないので流行らないでしょうね。ビーチリゾートならではの遊びです。

クアラルンプールにはアメリカやヨーロッパからの旅行者もたくさんいました。白人は僕らがイメージするほどイケメンや美女ばかりではないのですが、やはりジムに通っているのか、プール映えする人が多かったですね。日本人も筋トレしていきましょう。

注意点は建物の中と外の気温差です。外は灼熱、ショッピングモールでは冷房がガンガンかかっているので、すぐに体調を崩します。2万円弱のもので良いのでザ・ノース・フェイスのウィンドブレーカーなどを携帯しておくのがオススメです。妻と子供は熱を出してしまいましたが、僕はこれを着ていたので難を逃れました。

あと、みんな常夏のリゾートなんかに行くとサンダルを履きたがるんですが、僕はスニーカー派です。サンダルだと建物の中で寒いし、足が疲れるし、いざというときに走れないし、あまり良いことがないんですよね。旅先で爪が割れたりしたらマジで最悪ですよ。

ひとつ残念だったのは、クアラルンプールでは色んなものを食べましたが、これといっておいしいものはありませんね。やはり食は日本です。期待しないで行きましょう。空港のラウンジで食べたマレーシア風ラーメンとインドカレーとビリヤニが一番おいしかったです。

マレーシアは、ざっくり6割がマレー人、3割が中国人、1割がインド人なので、これらがミックスしたとてつもなく美味いフュージョン料理が爆誕しているのでは、、、と期待しておりましたが。

また、女性のファッションやメイクも洗練されているとは言えず、伸びしろだらけです。女性の可愛さと経済規模は正比例すると言われています。食と女性はまだまだ日本が圧倒的に上。

今回は運良く、ツイッターでお見かけした、日本からクアラルンプールに移住した方々4名にお話を聞くことが出来ました。あまり詳しく書くことは出来ませんが、実際に移住した人はお金もあるし、行動力がすごいので話していてめちゃくちゃおもしろいんですよね。リッツ・カールトン・レジデンスの豪華なラウンジにお呼ばれしてしまいました。ヤバかったですよ、、、

それではよろしくお願い致します。

1. 家族でクアラルンプール旅行に行ってみたらマジで穴場だった

地理のおさらいですが、マレーシアはマレー半島の下半分とボルネオ島の左半分に分かれていて、首都クアラルンプールはマレー半島にあります。マレー半島の先端では、マレーシアから1965年に独立したシンガポールとほぼ接しています。マレー、中国、インド、植民地であったイギリスなど多様な文化のミックスです。

人口は約3000万人で日本の4分の1くらいです。歴史的には日本とイギリスに占領されていた時期がありますが、概ね親日で、多くの方が英語を理解するので観光客としてはとても楽でした。

一般に、1人あたり名目GDPが5000ドルを超えると外食産業が立ち上がり、1万ドルを超えると海外旅行などプレミアム消費が増えると言われています。マレーシアはすでに1万ドルを超えていて、首都クアラルンプールに限ると2万ドルを超えています。マレーシアは2020年には可処分所得が3万5千ドルを超える世帯が9割を占めると言われています。Grabの運転手でさえ、「去年、日本に旅行したよ、最高だね!」なんていう人が何人かいました。

日本円にして350万ですが、マレーシアは家賃も物価も水光熱費もとにかく安いので、日本の感覚だと700-900万円くらい。しかも若い人たちが多いのでめちゃくちゃ消費します。じいさんばあさんがタンス貯金して、若い人が会社で息止め合戦している日本とは真逆のマーケットになります。そんな活気あふれる国を見てみたいでしょ?日本のマーケットは縮小する一方なので、僕の息子が成人する頃にはマレーシアから入り、ASEAN諸国でビジネスをした方が儲かりますよ、絶対。

一番発展している都心はKLCC(ケーエルシーシー)といって、外資系ホテルやショッピング・モールがひしめくところ。夜は渋滞がすごいです。飛行機で到着して、空港からこのKLCCまでGrab(グラブ)というライドシェアを使えば時間にして1時間、値段は2000円程度なので破格です。

KLCCには「世界で一番安く泊まれるリッツ・カールトン」をはじめ、僕が宿泊したマンダリン・オリエンタルや、フォーシーズンズなど多くのホテルがあります。価格をぶっちゃけると、マンダリン・オリエンタルは2泊×大人2名、素泊まりプランで4万円もしませんでした。

宿泊料金は日本のマンダリン・オリエンタルの4分の1程度でしょうか。もちろんサービスの品質は日本と大差ありません。素泊まりのプランだったのですが、クレジットカード会社から朝食ビュッフェ(1500円分)をプレゼントして頂きました。これはなかなか美味しかったです。

僕は勉強のためにAirBnbに3泊もしてしまったのですが、クアラルンプールなら外資系のシティホテルがコスパが良いのでオススメです。

それで、マンダリン・オリエンタルはあの有名なペトロナス・ツインタワーのすぐ近くでした。ホテルの隣にスリアKLCCという高級ブランドが入ったショッピング・モールがあり、そこからペトロナス・ツインタワーに登ることができます。展望台に登るためには1人2000円くらいと安いですが、定員が少なく、予約がすぐに埋まってしまうので注意が必要です。ネット予約もできますが、なぜかクレジットカードが拒否されてしまい、前日にツインタワーの受付までわざわざ予約をしに行かなければなりませんでした。

みなさんクアラルンプールに来たら、2階建てバスのナイトツアーがオススメですよ。2時間でクアラルンプールの主要な観光地を見て回れるし、インスタ映えする場所では5分間の撮影タイムがあるし、クアラルンプールの街の全体感がわかって良い感じです。まずは昼間に女子に人気のピンクモスクに行き、夜はペトロナスツインタワーの展望台に登って、シメは2階建てのバスに乗れば観光はコンプリートですね。1泊2日でも十分かもしれません。ピンクモスクはプトラジャヤという街にあって、これもGrabでKLCCから40分くらいと近いです。

たいした問題ではないですが、2階建てバスのナイトツアー、ツインタワーの公式ウェブサイトはなぜかクレジットカードが使えなくて苦労しました。結局KLOOKという代理店を経由したらクレジットカードは問題なく使えたし、ネット割引で安くなったので良かったのですが。クレジットカードを使えないとなんかモヤモヤしますね。

今回、クアラルンプール旅行のガイドブックとして重宝したのが、高城剛さんのこちらの本。
王道の観光スポットがしっかりと紹介されていました。Kindle版があるとなお良かったんですが、紙の本しかありません。

NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.04クアラルンプール (素敵な星の旅行ガイド)
https://amzn.to/2RPV5UO

2. ホテルと交通費が安い理由

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