「消えたい」「死んでしまいたい」を心理的に対策【完全版】
「もう消えてしまいたい」「死んでしまえば楽になるかな」
僕の相談中にこうした言葉をお話される方は決して少なくありません。でもこれは適正な漢方薬を服用したり、生活習慣の見直し、そして心理的な観点からの自分を見つめ直し「認知」を変えていく対策を行うことで大幅に改善することが可能と考えています。実際にこうした心理状況から改善された方は僕の相談者様には多くいます。今回は同様のお悩みを持つ方の参考になれば、と思い筆をとりました。感情的なものではなく、あくまでも心理的な面、健康養生、中医学的な視点からこのお悩みや訴えを分析し、改善につなげていきます。
本来、人はできるだけ長く生きたいと願い、死を恐れ、遠ざけようとします。「死」には多くの場合で苦しみ、痛み、未知の恐怖を伴います。だからこそ人々は太古から不死不死を求め、寿命を延ばす医薬品や医療技術は日進月歩で発達してきました。
しかしそんな思いと逆行するかのように「死を願う」ということはどういうことなのでしょうか。そこにはある心理的な「ひずみ」が存在しています。キーポイントになるのは「自動思考」という言葉です。
今回はこうした「死を願う」感情の正体と対策についてまとめてあります。もちろん全てケースで必ずお役に立てるわけではないと思いますが、このような思考に陥ったことがある人、今現在そういった思考を持っている方の役に少しでも立てれば幸いです。ぜひご一読下さい。それでは解説を始めて行きましょう。
※このnoteは2018年11月3日にアップされた同タイトルのnoteに加筆、修正を加え内容を更に充実させた完全版です。
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