今年の北海道マラソンの環境(WBGT)についてのまとめ
前回のNOTEをSNSにあげたところ、啄木ふれあいマラソン大会ではなくて北海道マラソンの暑さの感想をたくさん頂きました。地球温暖化の影響なのか、もう夏のマラソンは開催しない方がよいのか。たまたま暑い日に開催したのか・・・など。
ついでなので、北海道マラソンについても昼休みでまとめられる範囲でまとめてみます。
1.今年はたまたま?
今年の8月27日の札幌のWBGTをみると、例年の大会に比べて著しく高いことが分かります。
温暖化のため徐々に上がってきているのかというと、北海道マラソンの日だけみると例年WBGTが20℃前後であまり変化はなく、今年だけ高かったということが分かります。
では8月27日だけヤバかったのでしょうか。
2.実はその数日前が一番ヤバかった!
実は8月27日はまだいいほうで、23日や24日だともーっとヤバかったことが分かります。グラフだと分かりにくいので、元のExcelの表で見て下さい。
8月23~24日はだいぶヤバかった事が分かって頂けると思います。この時に開催していたら、もっと大会は大混乱になってしまったのではないでしょうか。もっとも暑かった大会の10時前後の条件と同等か、それ以上の過酷な環境がずーっと続いていたわけなので。
3.まとめ
今回の北海道マラソンは過酷な暑さの中開催されましたが、幸いにも死亡者は出ませんでした。それは、たまたま一番最悪の日を避けることができたという幸運があったのかもしれません。
そしてこれは温暖化で、同様な事態が必ずおこるというものではないと思っています。たまたま今年が暑かっただけ・・・。
昨年・今年の夏の平均気温が高かったので、今後の夏のスポーツイベントに否定的な意見をもっている人が多い印象を持ちます。ですが、結論を出すのはもう少し待った方がよいのではないでしょうか。
追記:
WBGTが31%以上相当の酷暑のときは、中止になる場合があるとのことです。~北海道マラソンの規約から~
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