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海のストライプを描こうと思った話

海には、いつもお世話になっております。

このnoteでも、何度か触れていますが
僕は海が好きです。

特に、今住んでいる地域に住むようになってから
海を身近に感じるようになりました。

窓を開ければ波の音
一歩アトリエから出れば、海景が広がっています。

こう書いてみると贅沢だなぁ。

散歩道から見た海です。

海が近くだからこそ、生まれた作品がいっぱいあると思うんです。

こんな暮らしをしているので

おそらく無意識に、無自覚に
海の要素を浴び続けているんだと思います。

だからなのか
ぼくの作品の中には、海をモチーフにしたものが多い。

ご依頼作品は別として

「描きたい!」

と思った時に、自然と思いつくのが
海に関連するものであることが多いように感じます。

気がついたら、青を選んでいることも多い。
これも、影響の一つなのかもしれません。

環境によって、生まれる作品は変わる。多分山奥に引っ越したら、僕の作風も変わる。

話は少し変わって
ぼくは、小学校から大学まで
海のない地域に住んでいました。

その時は、もう少し無機質なものや
景色を描くにも牧草地や川などを描くことが多かった。

というか

海をモチーフに描いたことなんて
殆どなかったんじゃないかなぁ。

学生時代に描いた風景。懐かし〜
景色からリズムを感じた、印象を描きました。
自分なりのキュビスムの解釈を添えて。

結局のところ、自分の中に取り込んだものしか、外には出せないのだと思います。

それは、住んでいる場所、身近な人々、これまで得てきた学び、よくみる本や動画など、さまざまなものに言えそうです。

多分、山奥に引っ越したら、緑系の作品が増えますよ、ぼくは。
影響を、受けやすい自覚があります 笑

今は、海のいろんな表情を描いています。


波がストライプのようになった作品が見てみたい。

そう思ったのは今年の春頃でしょうか。

今は、ご依頼の合間を縫って
こんな作品を描いています。

僕は、散歩中に作品のアイデアを思いつくことが多いです。

散歩コースには必ず海がある。

そして、毎日表情が違う。
波の大きさも、色も、きらめきも。

そんな海のさまざまな表情を
ギュッと詰め込んだら、キラキラして綺麗だろうなぁ

この作品のイメージは、そんな感覚が始まりでした。

ご依頼や、展覧会に向けた作品以外は、
本当にゆっくり、ゆっくり進むので

この絵ができる頃には、年が明けているかもしれません。

だけど、きっと完成させます。

その時は、一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです✨

そんな、海にまつわる個人的ないろいろでした。
本日も、お読みいただき、ありがとうございました。

それでは、素敵な制作ライフを!

画家
TAKUYA YONEZAWA

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Instagram @takuyanokaiga
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(いただいたプレゼントは、未来の作品制作に活用させていただきます🤲メッセージも全て、大切に読ませていただき、元気をいただいていています✨)

おまけのカモメくん

季節によって、めちゃくちゃいる。
そして、かわいい。


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